インスタグラムでメンションや宣伝をしていたところ、脅迫めいたメッセージが届き、警察や弁護士に相談するということを言われてしまった。さらに、金銭を要求されたり、開示請求をされる可能性があると告げられて不安な気持ちになっている方も多いかもしれません。この記事では、インスタグラムで脅迫された場合の対処法や、法的にどのような対応をすればよいのかについて解説します。
インスタグラムでの脅迫行為とは?
インスタグラムなどのSNSを利用して、相手を脅迫する行為は犯罪に該当する可能性があります。例えば、「金銭を支払わなければ法的措置を取る」や、「投稿を削除しないと警察に通報する」などの脅迫メッセージは、恐喝罪や脅迫罪に該当することがあります。
脅迫罪は、相手に対して不安や恐怖を与え、精神的に圧力をかける行為です。恐喝罪は、脅迫に加えて金銭を要求する行為が含まれます。これらの行為は違法であり、警察に通報することができます。
金銭の支払い後に脅迫を続けられた場合の対策
金銭を支払った後も脅迫を続けられたり、さらなる要求をされることがあります。この場合、金銭を支払ったことが逆に相手をつけあがらせ、さらに大きな要求をされる原因となることもあるため、速やかに対応を検討することが重要です。
まず、金銭の支払いに関しては、今後も繰り返し支払う必要はないことを理解してください。相手の要求に応じることが解決にはつながらないことが多いです。脅迫を受けた場合は、警察への通報や、弁護士に相談することを検討しましょう。
脅迫を受けた場合の法的手段
脅迫を受けた場合、まずは証拠を保存することが非常に重要です。メッセージや通話内容、スクリーンショットを保存しておきましょう。これが後々、警察や弁護士に相談する際に必要になります。
脅迫行為が犯罪に該当する場合、警察に被害届を提出することができます。警察は証拠をもとに捜査を行い、相手を特定することが可能です。また、弁護士に相談することで、法的なアドバイスを受けることができ、必要に応じて法的手続きを進めることができます。
ブロックしても脅迫が止まらない場合
インスタグラムで相手をブロックしても、脅迫行為が止まらない場合があります。相手が新しいアカウントを作成して再び接触を試みることがあるため、ブロックだけでは完全に解決できないこともあります。
この場合、警察や弁護士に相談することが重要です。新たなアカウントによる接触も、証拠として保存し、通報することが可能です。さらに、弁護士が介入することで、法的手続きを進めることができます。
開示請求とは?
開示請求とは、相手の情報を開示するための法的手段です。脅迫された場合、相手の身元を特定するために開示請求を行うことができます。SNSの場合、プロバイダーに対して開示請求を行うことで、相手のIPアドレスや個人情報を特定することが可能です。
開示請求を行う際には、専門の弁護士に相談することが重要です。弁護士は、法的手続きを適切に進めるためのアドバイスやサポートを提供してくれます。
まとめ
インスタグラムで脅迫を受けた場合、冷静に対応することが重要です。脅迫行為が犯罪に該当する可能性があるため、警察に相談し、証拠を保存することが必要です。また、金銭を要求された場合でも、決して支払い続けないことが重要です。必要に応じて弁護士に相談し、法的手段を講じることが最も効果的な対応方法です。
もし脅迫に困っている場合は、一人で抱え込まずに、すぐに専門家に相談することをおすすめします。適切な対応を取ることで、トラブルを解決することができます。