最近、＋978という国番号からの電話がかかってくることが増えており、出てしまったものの音声がガビガビで内容が聞き取れなかったという事例が報告されています。このような電話は、詐欺電話である可能性もあるため、慎重に対応することが重要です。本記事では、＋978からの電話について、詐欺の可能性やお金の請求があるのかを解説します。
＋978とはどの国の番号か？
まず、＋978という国番号は、アフリカのカーボベルデ共和国に割り当てられています。カーボベルデは、太西洋に浮かぶ小さな島国で、一般的には日本から直接的な通話が頻繁に行われる場所ではありません。
このような国番号から電話がかかってきた場合、詐欺や不正な勧誘である可能性が高いと考えるべきです。特に、電話がガビガビで内容が不明確だった場合は、何らかの意図的な手段を使って接触している可能性があります。
詐欺電話の可能性とその兆候
詐欺電話の特徴として、まず「国際電話」による通話料金が高額になることが挙げられます。詐欺師は、電話をかけさせることで、相手に意図的に高額な通話料を支払わせることを目的としていることがあります。音声が不明瞭だったり、繋がらなかったりすることは、その電話が詐欺の一部である可能性を示唆します。
また、詐欺電話の場合、相手が電話をかけ直すことを促す場合があります。繰り返しかけ直してしまうと、思わぬ高額な料金を請求されることになるため、注意が必要です。
お金の請求はあるのか？
もし、＋978の番号からかかってきた電話に対してかけ直してしまった場合、最初は電話がつながらないことが多いですが、しばらくすると通話料が加算される可能性があります。国際電話の通話料金は高額になることが多いため、このような番号からの電話をかけ直さないことが重要です。
通常、正当な理由で電話がかかってくることは少ないため、何らかの金銭的な要求がある場合、詐欺の可能性があります。このような場合には、料金が発生する前に通話を切断し、以後その番号には絶対にかけ直さないようにしましょう。
詐欺電話に遭遇した場合の対応方法
もし、＋978のような不審な番号から電話がかかってきた場合、まずその電話を取らないことが一番の対策です。万が一出てしまった場合でも、内容が不明確だったり、相手の要求が不審だったりする場合は、すぐに通話を切断し、電話番号を調べることをおすすめします。
また、過去にこうした番号からかけ直した経験がある場合は、自分の電話料金に不審な請求がないかを確認し、もし不明な料金が発生していた場合は、速やかに通信会社に問い合わせて対応を求めることが重要です。
まとめ：＋978の番号からの電話には注意
＋978からの電話がかかってきた場合、その電話が詐欺である可能性は十分にあります。電話が不明瞭で内容が聞き取れなかったり、高額な料金が発生するリスクがあるため、決してかけ直さないようにしましょう。また、万が一かけ直してしまった場合は、電話料金に不審な点がないか確認し、必要に応じて通信会社に問い合わせを行ってください。
今後、このような電話に遭遇しないためにも、見知らぬ国際番号からの電話には注意を払い、詐欺被害を未然に防ぐよう心がけましょう。