最近、「スクショ送るだけでお金がもらえる」といった副業の広告を見かけることが増えています。しかし、こうした案件に参加した結果、後々問題が発生することもあります。今回は、スクショ副業でお金をもらった後に考えられるリスクや対応方法について解説します。
1. スクショ副業に潜むリスクとは？
スクリーンショットを送るだけでお金をもらえるという副業案件には、詐欺のリスクが潜んでいます。多くのケースで、相手が何を目的としているのかは明確ではなく、実際には個人情報を不正に取得したり、金銭的な被害を引き起こしたりすることがあります。
特に、振り込み先の口座情報や個人情報を教えてしまった場合、悪用される可能性が高く、口座凍結や犯罪に巻き込まれるリスクもあります。
2. 詐欺かどうかの判断基準
スクショ副業が本当に詐欺かどうかを判断するためには、いくつかのポイントを確認する必要があります。まず、募集内容が過剰に良すぎる場合（例：短時間で高額報酬がもらえる）や、参加条件が不明確な場合は警戒が必要です。
さらに、報酬が支払われる前に個人情報や口座番号を提供することを求められる場合も、詐欺の兆候といえます。信頼できる企業やサービスであれば、こういった情報提供を強制することはありません。
3. 口座情報を教えてしまった場合の対応方法
もし、既に口座情報を教えてしまった場合は、まずはその口座をすぐに凍結することを検討してください。銀行に連絡し、不正利用の可能性があることを伝えることで、口座を凍結し、被害を最小限に抑えることができます。
また、今後の取引についても注意が必要です。不正取引が行われていないかを定期的に確認し、怪しい取引があればすぐに銀行や警察に報告しましょう。
4. 逮捕の可能性と法的責任
スクショ副業に参加したこと自体が直ちに逮捕に繋がるわけではありません。ただし、詐欺に加担してしまった場合や、不正行為を行った場合には法的責任が問われる可能性があります。
たとえば、不正に得た報酬を受け取ることで「受け取り詐欺」として罪に問われることがあります。ですが、もし無意識に詐欺に巻き込まれた場合は、自己の過失が問われないこともあります。その場合でも、迅速に警察に相談し、事態を収拾することが重要です。
5. まとめ：副業詐欺に巻き込まれないための対策
スクショを送るだけでお金をもらえるという副業には、高いリスクが伴います。万が一、詐欺に巻き込まれてしまった場合は、迅速に口座を凍結し、警察に相談することが重要です。
また、今後は信頼できる企業やサービスを選び、報酬の内容や契約条件をしっかりと確認した上で副業に参加するよう心がけましょう。副業詐欺に巻き込まれないためには、慎重な判断と早期の対応が求められます。