令和6年度の労災保険柔道整復師施術料金算定基準が改定され、2024年10月1日以降に施術分から新しい基準が適用されます。この改定により、柔道整復師や接骨院、整骨院での施術料金に関する規定が変更されました。この記事では、改定内容について解説し、令和6年10月1日以降の新しい料金目安表をダウンロードする方法をお伝えします。
労災保険柔道整復師施術料金算定基準の改定内容
令和6年9月19日に発表された改定により、柔道整復師の施術料金算定基準が変更されました。これにより、交通事故などでの施術が保険適用される場合、その料金がどのように算定されるかに影響を与えます。具体的には、柔道整復師が施術する捻挫、打撲、骨折、脱臼などに対する施術料が見直され、料金の上限や下限が変更されました。
特に、交通事故に関連する接骨院や整骨院での施術については、損害保険会社や自賠責保険を利用する場合に新たな基準が適用されます。新しい基準に従い、施術料金が適切に支払われるよう、保険会社との連携が重要になります。
新料金目安表の変更点
今回の改定で、特に注目すべき点は自賠責保険の料金目安表の変更です。これにより、交通事故による治療を受ける場合の施術料金が改定され、過去の料金目安と異なるケースが出てきます。改定後の目安料金は、施術内容や治療の種類によって異なるため、特定の料金表を確認することが必要です。
新しい料金目安表では、施術内容に基づいた適正な料金設定がなされており、過剰な請求が防止される仕組みとなっています。料金目安は、施術所ごとに異なることがあるため、必ず公式な目安表を参照することが重要です。
令和6年10月1日以降の料金目安表の入手方法
新しい料金目安表は、厚生労働省の公式ウェブサイトからダウンロードできます。公式サイトには、令和6年10月1日から適用される新しい料金目安表がPDF形式で公開されています。
以下のリンクから、最新の施術料金目安表をダウンロードすることができます。サイト上で最新の情報を確認し、必ずご自身の施術所が該当する料金を確認してください。
厚生労働省 労災保険柔道整復師施術料金算定基準（令和6年度改定版）
施術所と保険会社の対応について
改定後の料金目安に基づく請求については、施術所と保険会社が適切に連携することが求められます。自賠責保険や任意保険を利用する際、施術所が新しい料金目安に基づいて請求書を作成し、保険会社がその請求内容を審査することになります。
また、事故後に施術を受ける場合、患者側が保険会社に請求を行う「被害者請求」や、加害者側が行う「加害者請求」の違いによっても、対応方法や必要な書類が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
まとめ
令和6年10月1日から施行される新しい労災保険柔道整復師施術料金算定基準は、交通事故などでの治療を受ける患者にとって重要な変更をもたらします。新しい料金目安表を正確に把握し、施術所と保険会社との適切な連携を行うことが求められます。最新の料金目安表は、厚生労働省の公式サイトからダウンロード可能ですので、常に最新情報を確認することが重要です。