東京ガス・電気の料金明細が届かなくなった?紙のはがき廃止の背景と確認・対処方法を解説

「最近、東京ガスや東京電力の料金明細のはがきが届かなくなった」と感じている方が増えています。実はこの現象には、エネルギー業界全体のデジタル化推進とコスト削減の背景があります。この記事では、紙の明細がなぜ届かなくなったのか、通知はあったのか、そして今後どうすればいいのかをわかりやすくご紹介します。

紙の「使用量・料金のお知らせ」送付が終了した背景

東京ガスや多くの電力会社では、2023年〜2024年にかけて順次「紙の明細送付」を終了しています。これは環境配慮と業務効率化を目的としたもので、多くの契約者に対して事前にチラシやWEBでの告知を行ったうえで移行されました。

封書での個別通知は行われていないケースが多く、ポストに投函されたチラシのみが実質的な案内だったことが多いため、「読まずに捨ててしまった」という声も少なくありません。

東京ガスのはがき明細廃止スケジュールと対象者

東京ガスでは、「ガス・電気まとめて契約」している世帯を中心に、2023年秋から紙の明細送付を終了しています。従来の「使用量・料金のお知らせ」は、基本的に「myTOKYOGAS(マイ東京ガス)」というオンラインサービスでの確認に一本化されました。

対象の方には事前に次のような形で通知がありました。

  • 検針時に投函されるチラシ
  • WEB会員に対してのメール通知
  • 請求書に同封された小さな案内文書

しかし封書での目立った案内はなかったため、気づかないまま切り替わっていた人も多くいます。

現在の料金確認方法は?

紙の通知が届かなくなった今、電気・ガス料金はインターネットで確認する必要があります。具体的には以下の方法があります。

  • myTOKYOGAS(東京ガスのマイページ)にログインし、月別の使用量や料金を確認
  • アプリ「myTOKYOGASアプリ」でプッシュ通知を受け取る
  • ログイン情報を忘れた場合は、検針票などに記載された「お客さま番号」で再設定が可能

インターネット利用が難しい方には、コールセンター経由での明細再発行(有料または一部無料)に対応している場合もあります。

紙の明細を再開できる?再発行・再送付の方法

東京ガスでは、基本的には紙明細の送付を廃止していますが、特別な事情(高齢者・インターネット未使用者)に限り再発行を受け付けているケースがあります。

その際は以下の手順で問い合わせましょう。

  • 東京ガス カスタマーセンター:
    0570-002211 または 03-3344-9100(ナビダイヤル)
  • 受付時間:月〜土 9:00〜19:00(祝日除く)

また、「代理登録」という形で家族がオンライン確認できる仕組みもあるため、家族にサポートしてもらうのも選択肢の一つです。

まとめ:通知はチラシのみ、確認はWEBが基本に

東京ガス・電気の料金明細が届かなくなったのは、業界全体のペーパーレス化・DX推進によるものです。封書での案内はほぼ行われておらず、ポストのチラシが唯一の通知だった可能性が高いです。

今後は「myTOKYOGAS」を活用してWEBでの確認を行うのが基本となりますが、どうしても紙で確認したい方は、一度カスタマーセンターに相談してみるとよいでしょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール