povo2.0は、KDDIが提供するオンライン専用のモバイルプランで、基本料金0円から利用できるのが特徴です。新規契約時には電話番号が付与され、180日以内に一定の利用があれば番号を維持することが可能です。以下では、povo2.0の電話番号取得方法や維持のための条件、初期費用について詳しく解説します。
povo2.0で新しい電話番号を取得する方法
povo2.0を新規契約する際には、ランダムに電話番号が割り当てられます。番号の選択はできず、070、080、090のいずれかのプレフィックスが付与されます。契約はオンラインで完結し、本人確認書類と有効なメールアドレスが必要です。
なお、特定の番号を希望する場合は、他のキャリアで希望番号を取得し、MNP（番号ポータビリティ）でpovo2.0に乗り換える方法もあります。
電話番号を維持するための条件
povo2.0では、180日間に一度、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 有料トッピングの購入
- 通話またはSMSの利用で合計660円（税込）以上の料金発生
これらの条件を満たさない場合、利用停止となり、さらに30日間何もアクションがないと契約解除となる可能性があります。
初期費用と維持費用について
povo2.0の契約時には、以下の費用が発生しません。
- 契約事務手数料
- SIM発行手数料
- SIMカードの配送料
ただし、同一名義で1年以内に6回線以上契約する場合、1回線ごとに3,850円（税込）の事務手数料が発生します。
また、維持費用としては、最安の有料トッピングが330円（税込）から用意されており、これを180日ごとに購入することで番号を維持できます。
povo2.0の活用例
povo2.0は、以下のような用途に適しています。
- サブ回線としての利用
- 一時帰国時の連絡手段
- 緊急時のバックアップ回線
例えば、海外在住者が日本の電話番号を維持するためにpovo2.0を契約し、必要な時だけトッピングを購入するといった使い方が可能です。
まとめ
povo2.0は、基本料金0円で電話番号を取得・維持できる柔軟なモバイルプランです。180日ごとのトッピング購入や通話・SMSの利用により、番号を維持することが可能です。初期費用も無料で、サブ回線や一時的な利用に最適な選択肢と言えるでしょう。