自動車事故で全損となり廃車手続きを進める際、保険会社や委託業者からの書類返送指示に従うことが求められます。中には返信用封筒に「ポスト投函不可（窓口提出のみ）」と記載されたものもあり、平日仕事で郵便局に行けない方には困った話です。本記事では、代理人による窓口提出が可能か、スムーズに対応するための手段をご紹介します。
ポスト投函不可の理由とは？
書類の中には内容証明や本人確認が必要な扱いで送られることがあり、これらは通常郵便ではなく窓口提出が必須です。これは、確実な発送記録を残し、紛失リスクを避けるための措置です。
たとえば「簡易書留」「特定記録郵便」「レターパックプラス」の場合、郵便局の窓口での提出が必要で、ポスト投函は認められていません。
家族による代理提出は可能か？
結論から言うと、書類が正しく記入・封入されていれば、家族が代理で窓口に提出することは問題ありません。郵便局側では提出者が誰かよりも、郵便物の体裁が正しいかどうかを重視します。
ただし、レターパックプラスの場合、受領サインが必要なため、家族が代理提出することに何ら支障はありませんが、念のため差出人欄が正確に本人の氏名であることを確認しましょう。
郵便局が開いている時間の確認と対策
郵便局の営業時間は通常、平日9時～17時ですが、大型局（本局）は平日夜間や土日営業している場合もあります。郵便局検索サービスを使って、近くの本局を探してみるのも一つの方法です。
どうしても平日が難しい場合は、代理人（家族や同居人）に依頼するか、書留などで送る場合には別途対応方法を保険会社に確認しておくと安心です。
保険会社への事前確認でトラブル回避
返信用封筒の記載通りに動けない場合は、事前に保険会社や業者に連絡を取り、代替手段（たとえば別送方法や期限の延長）が可能か確認しましょう。
特に「平日昼しか対応できない」といった縛りがある業務であれば、事前連絡を入れておくことで事情を理解してもらいやすくなります。
実際のケース例とアドバイス
過去に同様の対応を行った方からは、「仕事の都合で行けなかったので、妻に頼んで本局に出してもらった」「同封の書類に不備がなければ特に本人でなくても問題なかった」といった声もあります。
このようなケースでもスムーズに手続きを進められた事例が多く、家族代理提出は十分に実用的な手段と言えるでしょう。
まとめ
ポスト投函不可の書類は、通常よりも厳密な手続きが求められる場合がありますが、内容に不備がなければ、家族が代理で郵便局窓口に提出しても問題はありません。どうしても本人が出向けない場合は、早めに保険会社に相談して代替案を確認するのが確実です。