+18119から始まる電話番号の正体は?国際電話や迷惑・詐欺の可能性と対処法を解説

最近、見慣れない国際電話番号「+18119~」からの着信があったという報告が増えています。このような番号は不安を感じる方も多いですが、実際に何を意味し、どう対処すべきかを知っておくことで、被害を防ぐことができます。今回は「+18119」から始まる電話番号について、その正体や対応策を詳しくご紹介します。

+18119から始まる番号の発信国と構造

国際電話番号の最初の「+81」は日本の国番号を意味します。つまり、「+81」は日本国内から発信されていることを示しています。「119」は通常、国内では消防・救急の番号として知られていますが、国際電話としてかかってくる場合、それ自体が通信業者の中継やシステムを経由して変換されている可能性も考えられます。

しかし、「+18119~」のような形式は一般的な携帯番号や固定電話の番号帯ではなく、不審な発信元である可能性が高いといえます。

詐欺・迷惑電話の可能性がある理由

不審な国際電話には、次のような詐欺やトラブルが含まれている可能性があります。

  • ワン切り詐欺:折り返し電話をかけさせ、高額な通話料を請求する仕組み
  • なりすまし営業:不安を煽って商品やサービスに勧誘する
  • フィッシング詐欺:本人確認を装って情報を聞き出そうとする

実際に「+81」で始まる番号からのワン切り被害の報告は、国民生活センターやSNS上でも多数確認されています。

拒否した場合や折り返さなかった場合の影響

電話に出なかった、または拒否しただけで実害が出ることは基本的にありません。大切なのは、絶対に折り返さないことです。折り返すことで高額請求が発生する可能性があります。

今回のように「3回ほどかかってきたが、以降はかかってこない」というケースは、ランダムな番号発信を使った調査的な迷惑電話の可能性が高く、ブロックして正解だったといえるでしょう。

不審な番号への対処法と予防策

今後同様の電話を受けないために、以下の対策を行いましょう。

  • スマホの設定で国際番号の着信拒否を設定
  • 不審な番号は着信拒否・迷惑電話登録
  • 知らない番号には出ない・折り返さない習慣をつける
  • セキュリティアプリ(例:Whoscall、Truecaller)を利用

加えて、家族や高齢の親族にもこのような電話があることを共有しておくと、被害防止につながります。

被害が心配なときの相談先

もし折り返してしまった、もしくは通話中に個人情報を伝えてしまった場合には、すぐに以下に相談しましょう。

  • 国民生活センター(消費者ホットライン188)
  • 携帯電話キャリアのサポートセンター(ドコモ、au、ソフトバンクなど)
  • 警察のサイバー犯罪相談窓口

特に通話料金の請求が発生している場合は、通信会社と早急に連絡を取り、対応してもらうことが重要です。

まとめ:+18119のような不審な番号は無視が正解

+18119で始まる番号からの着信は、迷惑電話または詐欺的な可能性が高いと考えられます。無視したりブロックしたりすることで、被害を避けられます。

万一、不審な電話に出てしまった場合でも、冷静に対応すれば問題ありません。今後は不明な番号への警戒を強め、トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。

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