車を運転中に突然パンクしてしまうと、焦ってどう対処すればいいか分からなくなる方も多いでしょう。特にJAFなどのロードサービスに加入していない場合、費用や連絡先について不安を感じるかもしれません。この記事では、パンク時に取るべき適切な行動と、コストを抑えるための選択肢について詳しく解説します。
走行中にパンクしたときの第一対応
まず、パンクに気づいたらできるだけ速やかに安全な場所に停車してください。ハザードランプを点灯し、交通の妨げにならないようにすることが重要です。
高速道路や幹線道路などでは、無理にタイヤ交換を行うのではなく、必ず安全を最優先にしてください。道路公団の非常電話や、警察への通報も検討しましょう。
JAF非会員の場合の費用と連絡先
JAF非会員の場合でも、JAFに連絡して対応してもらうことは可能です。しかし、非会員の出張費用や作業費が高額になる傾向があります。
- パンク修理：約22,000円前後
- レッカー移動：3万円前後追加
これに対し、JAF会員であれば上記サービスが無料または大幅に割引されるため、年会費を払っても加入する価値は十分にあります。
中古車を購入した店舗への連絡は有効？
購入した中古車店が自社整備工場を併設している場合やアフターサービスが付帯している場合、そちらに連絡するのも有効です。販売店によっては独自のロードサービスを提供していることもあります。
実際に「購入店に連絡したところ、提携のロードサービスでレッカー無料・修理費も割安で済んだ」というケースもあります。車を買ったときにもらった書類や保証内容を見直してみましょう。
パンク修理に対応できるその他の連絡先
JAF以外にも、以下のようなサービスがあります。
- 任意保険付帯のロードサービス：自動車保険に付帯していることが多く、無料でレッカーやパンク修理をしてくれる場合があります。
- カー用品店（例：オートバックス、イエローハット）：出張は難しいが、持ち込み修理に対応。
- タイヤ専門業者：出張タイヤ修理業者も存在し、Google検索で地域＋「出張パンク修理」で見つかります。
たとえば、東京23区内では5,000円〜10,000円程度で現地修理に来てくれる業者もあります。
応急処置として覚えておきたいこと
もしスペアタイヤやパンク修理キット（タイヤパンド）を積んでいるなら、応急対応が可能です。車の取り扱い説明書を確認しながら、安全な場所で作業してください。
最近の車はスペアタイヤを積んでいないケースもあるため、事前に装備を確認しておくと安心です。また、タイヤの空気圧センサーがついている車は、異常をすぐに通知してくれるため、早期対応がしやすくなります。
まとめ：パンク時の連絡先は状況によって使い分けを
車がパンクした際の連絡先は、JAF、任意保険、購入店、専門業者など複数あります。それぞれ費用や対応のスピードが異なるため、自分の状況に最も合った選択をしましょう。
非会員でもJAFを呼べますが割高になるため、保険や販売店のサービスをあらかじめ把握しておくことが、出費を抑えるポイントです。普段から万一の備えをしておくことが、安心ドライブへの第一歩です。