ウォーターサーバーの契約を解約したにもかかわらず、毎月のように料金が引き落とされている――そんな事態に直面したとき、非常に不安になるものです。今回は、プレミアムウォーターの解約後も請求が続いている場合に考えられる原因と、具体的な対処法をわかりやすく解説します。
よくある原因:請求の名義が異なる場合
プレミアムウォーターを契約していた名義と、引き落としに使っている支払いサービス(例:auかんたん決済やクレジットカード)のアカウント情報が異なると、解約済みのはずの契約とは別に、別名義の契約が生きている可能性があります。
例えば、家族が誤って同じアカウントで新たに契約してしまったり、スマートフォンショップ経由で何かのキャンペーン登録が自動的に行われていたりといったケースも報告されています。
プレミアムウォーター側の確認ポイント
まずは、プレミアムウォーターに次の点を確認しましょう。
- 過去に契約した全アカウントの情報確認(複数のメールアドレスや電話番号で契約していないか)
- 現在「請求されていない」と回答された契約IDと、支払元の決済IDが一致しているか
- 代理店・他経由での申込履歴(auショップや量販店でのキャンペーン申込など)
この際、支払い明細(引き落とし元・日付・金額)を手元に準備しておくと、スムーズに確認が進みます。
au(または他決済サービス)側での確認事項
一方で、auなどの決済代行会社を経由して支払っている場合、プレミアムウォーター側では請求済みだが、解約されたアカウント以外の契約が存在しているというパターンもあります。
以下の手順を参考に確認を進めてみてください。
- My auにログイン → 「利用中のコンテンツ」や「継続課金情報」の項目を確認
- 「プレミアムウォーター」と表示されている継続課金があるか確認
- 契約日・料金・契約番号をメモし、プレミアムウォーターに再度提示
この手順で「解約されたと思っていたが、別IDで契約が続いていた」ことが判明するケースがあります。
二重請求・不正請求が疑われるときの対応
もし、プレミアムウォーターにもauにも照会して原因不明な請求が続く場合、不正請求やシステム上の誤請求の可能性も考えられます。次の対応をとりましょう。
- 決済停止依頼:カード会社・通信会社に対し、当該請求の支払いを一時停止依頼
- 書面での問い合わせ記録保存:トラブル証明のため、スクリーンショットやメール保存
- 消費生活センターへ相談:自治体の無料相談窓口(全国共通番号:188)へ連絡
特に契約先が解約済みである証拠(メール・解約確認書面など)がある場合は、それをもとに交渉を進めることが可能です。
まとめ
プレミアムウォーターを解約したにもかかわらず引き落としが続いている場合、名義違い・別アカウントでの契約・代理店経由契約・システムエラーなど、さまざまな要因が考えられます。まずは支払い履歴を整理し、プレミアムウォーターと決済会社の双方に情報提供して調査を依頼しましょう。それでも解決しない場合は、消費生活センターなど外部機関の力を借りることも検討しましょう。