【注意喚起】+1 (833) 336-0571からの高額請求は詐欺?実例と対処法を徹底解説

最近、「NTTを名乗る業者から月額サービス未納で高額な請求が来た」「海外の番号から突然電話がかかってきて法的措置と言われた」という相談が急増しています。この記事では、そのような電話が詐欺である可能性と、万が一応答してしまった場合の対処法について詳しく解説します。

+1 (833) 336-0571とは何者か?

+1 (833) はアメリカ合衆国のフリーダイヤル番号で、正規の企業が使うこともありますが、詐欺グループが日本人を狙った架空請求に悪用する事例が多発しています。今回取り上げている「+1 (833) 336-0571」も、過去にSNSや掲示板、消費者センター等で多数の苦情報告がある番号です。

電話の内容は、「NTTの月額サービスが未納」「このままだと法的手続きに移行する」などと不安を煽り、支払いを迫るものがほとんどです。

このような電話は詐欺なのか?

基本的に、日本国内の通信会社が国際番号から料金未納の電話をしてくることはありません。さらに、「生年月日を聞かれた」「裁判所から通知が来る」などと脅すのは典型的な詐欺の手口です。

NTTを含む正規企業が電話で個人情報を聞くことはありませんし、身に覚えのない請求に法的責任を取らせることもありません。特に、音声ガイダンスで「オペレーターに繋がる」形式は詐欺の特徴です。

実際にあった詐欺被害の実例

ある50代女性は、「国際番号からの電話で未納29万円を請求された」として消費生活センターに相談しました。電話に応じてしまい、生年月日を答えた後、「このままでは裁判になる」と脅されました。

幸い、その方は冷静に対処し、支払いをせず通話も切ったため被害には至りませんでしたが、同様のケースでコンビニ払いで数十万円を支払ってしまった例も報告されています。

電話に応じてしまった場合の対処法

・生年月日や氏名を伝えてしまった場合でも、すぐに詐欺に発展するとは限りませんが、以下の対策を速やかに行うことが重要です。

  • 各種パスワード(ネットバンキング、メール、通販サイト等)の変更
  • 不審な連絡や請求がないか定期的に確認
  • 心配であれば消費生活センター(188)や警察へ相談

また、クレジットカード番号や銀行口座番号を伝えてしまった場合は、カード会社や金融機関に連絡して利用停止措置を取りましょう。

裁判所から通知が来るという脅し文句について

「裁判所から通知が来る」という言い方も、詐欺の常套句です。本当に法的措置が取られる場合は、裁判所から書面(特別送達)で通知されるため、電話一本で警告されることはありません。

そのような電話はあくまで脅しであり、心理的に支配してお金を払わせる目的です。

まとめ:不審な電話には出ない・情報を渡さない

+1 (833) 336-0571のような国際番号から突然電話がかかってきて、高額請求や法的措置を告げられた場合、それは極めて高い確率で詐欺です。焦らず、まずは情報を渡さずに電話を切りましょう。

万が一応答してしまった場合も、冷静にパスワードの変更や相談窓口への連絡など、適切な対応を取ることで被害を未然に防ぐことが可能です。心配な場合は、一人で抱え込まず、すぐに消費生活センター(188)や最寄りの警察署へ相談しましょう。

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