外出先でスマホの充電が切れそうなときに便利なモバイルバッテリーのシェアサービス「充レン」。しかし、返却を忘れてしまい買取扱いになってしまった場合、どうなるのか不安な方も多いのではないでしょうか。特に支払いがすぐにできない場合に延滞料金が発生するのか、この記事で詳しく解説します。
充レンとは?仕組みをおさらい
「充レン」はドコモが展開するモバイルバッテリーのレンタルサービスです。主要駅やコンビニ、商業施設などに設置されており、スマホアプリやICカードで簡単に借りることができます。
レンタル後は、借りた場所とは異なるスポットでも返却可能という便利さが特徴ですが、借りたまま期限を過ぎると自動で買取となります。
返却を忘れてしまった場合どうなる?
充レンは原則として48時間以内の返却が求められ、それを過ぎると自動的に買取扱いとなり、端末代(およそ3,300円)が請求されます。買取とされると、それ以降の追加料金(延長料)は基本的に発生しません。
ただし、支払いそのものが遅れた場合は、ドコモとの契約状況や利用形態によって延滞損害金や請求の手続きが変わる可能性があります。
支払いが難しいときの対応方法
すぐに支払いができない場合は、まずはドコモのサポート窓口に事情を説明し、分割払いや支払期日の相談を行うのが望ましいです。
- ドコモインフォメーションセンター:公式サポート
- d払いアプリから「充レン」の請求状況を確認可能
- ドコモ契約者でない場合は、メールやSMSで支払い案内が届くことがあります
実際、支払い猶予に応じてもらえたという事例もあります。無視してしまうと、債権回収の対象になるリスクもあるため、早めの連絡が重要です。
延滞によって起こりうるリスク
延滞が長引いた場合、以下のような事態に発展する可能性があります。
- ドコモのサービス利用制限(契約者の場合)
- 信用情報への影響(支払方法がクレカの場合)
- 外部回収業者からの通知(支払い遅延が一定期間続くと)
「買取=支払いは任意」ではないため、必ず責任を持って対応しましょう。
今後返却忘れを防ぐためのポイント
充レン利用時には以下の点に注意すると、うっかり返し忘れを防げます。
- スマホにリマインダーを設定
- アプリの通知設定をONに
- 返却予定スポットを事前に確認
また、使い終わったらすぐ返す習慣をつけるのが最大の防止策です。
まとめ:返却忘れでも冷静に対処を
充レンの返却を忘れて買取になってしまっても、延長料金は基本的に発生しません。しかし、買取料金の支払いが遅れると、ペナルティや信用問題に発展する可能性があります。
支払いが難しいときは、まずドコモに連絡し事情を説明しましょう。放置せず、冷静に対応することでトラブルを回避できます。