UberやUber Eatsで利用できるUber Cashは、お得に使える決済手段として人気です。しかし、意外と見落としがちなのが「有効期限」の詳細。特に“〇月〇日まで有効”という表記が、実際には「その日中では使えない」こともある点には注意が必要です。
Uber Cashの有効期限は「日付が変わる前」か？
Uber Cashの有効期限は、公式には「〇月〇日まで」と表示されるものの、必ずしもその日中まで使えるとは限りません。実際には、有効期限日当日の午前0時（UTC基準）で失効するケースが多く報告されています。
たとえば、日本時間で6月8日が有効期限の場合、6月8日0時になると同時に使えなくなっていたという体験談も多く見られます。これはUberのシステムがグローバル仕様であるため、現地時間ではなくUTC基準で処理されるためと考えられます。
なぜ失効時刻が明示されないのか
Uberのサポートに問い合わせても、「失効時刻は回答できません」と案内されることがあります。これは、失効時間が国やキャンペーン、配布元によって異なることや、ユーザーによって条件が違うため、一律に伝えられないという事情があります。
また、失効時間を明示すると「〇時まで使えると思っていたのに間に合わなかった」などのトラブルを防ぐため、あえて詳細を伏せているとも言われています。
具体的なユーザー体験：6/8当日朝に消失
実際に「6月8日まで有効」と記載されたUber Cashを利用しようとしたユーザーの中には、6月8日午前中にアプリを開いた時点で残高が0円になっていたという報告が複数あります。これは、上記のUTC切り替えによって、日本時間の6月8日午前9時前後にはすでに失効していた可能性が高いです。
こうした事例からも、「有効期限日＝その日の終日使える」ではないと理解しておくことが重要です。
失効を防ぐために今できる対策
Uber Cashの失効を避けるためには、有効期限日の前日までに使い切るのが最も確実な方法です。特に深夜や早朝に利用する予定がある場合は、前日中の使用を心がけましょう。
また、有効期限が近い場合はUberアプリの残高情報を定期的に確認し、注文時に自動適用されているかどうかを確認しておくと安心です。
もし不当な失効だと感じたら
明らかに期限内であったはずの残高が消失した場合には、Uber公式サポートに問い合わせましょう。ただし、失効した残高の復元は原則として対応不可とされています。
納得いかない場合でも、やりとりは冷静に記録し、今後同様の事象を避ける教訓として活かすことが大切です。
まとめ：Uber Cashは「期限日前日」までに使い切るのが鉄則
Uber Cashの有効期限表記は一見「その日中まで使える」と誤解されがちですが、実際にはその日の深夜0時、あるいはUTC時間で処理されている可能性が高いです。
確実に使い切るためには、有効期限日の前日までに使い切る意識を持ちましょう。日付表記だけに頼らず、余裕を持った利用がトラブル回避の鍵です。