最近では新電力会社への乗り換えが簡単になった一方で、契約後に「やっぱりやめたい」と感じるケースも少なくありません。特にオクトパスエナジーのようなネットでの申し込みが主な電力会社では、キャンセルの流れやその後の手続きに不安を感じる人も多いようです。この記事では、契約キャンセルの確認方法や、元の電力会社との再契約に関する注意点を解説します。
「キャンセル受付済み」の表示は解約完了のサイン
オクトパスエナジーの申し込みをキャンセルした際、「キャンセル受付済み」または「ご解約済み」と表示されていれば、基本的には契約は成立しておらず、今後の請求や利用開始の手続きは発生しません。安心してよい状態と言えるでしょう。
ただし、念のためオクトパスエナジーのカスタマーサポートに確認することをおすすめします。特に申し込み後すぐにキャンセルした場合は、システム上の反映に時間がかかることもあるためです。
元の電力会社との契約状況を確認する
新しい電力会社との契約が正式に成立していなければ、多くの場合、元の電力会社との契約がそのまま継続されています。しかし一部のケースでは、切り替えの申請だけが進んでいたことで、旧契約が解約状態になることも。
例として、東京電力を利用していた方がオクトパスエナジーに申し込んだ後にキャンセルした場合、東京電力に「契約が切れていないか」を念のため確認しましょう。
キャンセル後に何もしていないと停電する？
基本的には、新電力への切り替えが完了していなければ旧契約がそのまま適用されており、すぐに停電する心配はありません。ただし、申し込みのタイミングや、切り替え手続きの進み具合によっては、電力会社が未契約状態になる可能性もゼロではありません。
その場合は、地域の送配電事業者（東京電力パワーグリッド、中部電力パワーグリッドなど）が一時的に電力供給を維持しますが、契約がない状態が長く続くと供給停止になることもあります。
再契約は簡単？契約手続きのポイント
解約後に元の電力会社と再契約を行う際は、通常の新規契約と同じ手続きが必要になります。多くの場合、東京電力などの公式サイトから、オンラインで再契約が可能です。
必要な情報は、供給地点特定番号（22桁）や契約者情報、建物の住所などです。これは電気の検針票や過去の請求書などに記載されています。
まとめ：焦らず状況確認と再契約を
オクトパスエナジーの契約キャンセル後に「ご解約済み」と表示されていれば、解約は完了しています。ただし、旧契約が有効かどうかを念のため確認し、未契約状態であれば早めに再契約しましょう。
電気の契約はライフラインの要です。不安がある場合は、旧電力会社やオクトパスエナジーに確認の連絡を入れることが最も確実な対策です。