海外サブスクで高額請求?akool AIの自動課金と返金対応の実態と対処法

近年、AI系のオンラインサービスが増加する中で、無料トライアルから高額な年間契約に自動移行するケースも少なくありません。特に海外企業が提供するサービスでは、契約や返金に関するトラブルが目立ってきています。この記事では、AIサービス「akool AI」に関する自動課金や返金問題を例に、こうしたトラブルに巻き込まれないための対処法を解説します。

akool AIとは?

akool AIは、AIを活用した画像や動画の合成・編集ツールで、主にクリエイターや企業のマーケティング用途に利用される海外サービスです。無料トライアルやお試しプランが用意されていますが、明確な同意がないまま有料プランに自動移行されるとの報告がSNSや掲示板でも見られています。

無料トライアル終了後の自動課金に注意

多くの海外サービスでは「無料期間終了後、自動的に有料契約に移行する」ことが利用規約に明記されています。これはakool AIも例外ではなく、クレジットカード登録時点で同意したとみなされる仕様になっているようです。

ユーザーの中には、契約画面がわかりにくい、または「無料期間のみ利用」のつもりで操作した結果、年間契約として高額請求が発生したと主張するケースもあります。

返金対応の実情

akool AIに返金を申し出たところ、「返金に応じる」と一度は連絡があったものの、後に「無料期間経過後の請求だから返金はできない」と一転する対応をされたユーザーもいます。このようなやり取りは、日本国内企業と比べるとサポートが不十分であると感じることが多いでしょう。

また、連絡手段がメールのみで、電話での問い合わせ窓口がない点もトラブル解決を難しくしています。

クレジットカード会社への相談という選択肢

こうした不当な課金に対しては、まずクレジットカード会社に「チャージバック(支払い停止)」を相談するのが有効です。取引が一方的で契約に不備があると認められれば、カード会社の判断で支払いが取り消される可能性があります。

その際は、メールのやり取りや請求書のスクリーンショットなど、証拠をできる限り揃えて提示することが重要です。

消費生活センターや国民生活センターの活用

日本国内の相談窓口としては、国民生活センターや各地の消費生活センターが利用できます。海外サイトとのトラブルにも一定のアドバイスを受けることができます。

国民生活センターでは、言語や国際的な取引に関する事例を多く取り扱っており、アドバイスを得たうえでカード会社や弁護士への相談へと進むことが可能です。

海外サービス利用時に注意すべきこと

トラブルを未然に防ぐためには、以下の点に注意が必要です。

  • 無料トライアルの終了日時を必ずメモする
  • サービスの利用規約を読む(日本語訳を付けて読むと安心)
  • クレジットカード情報は極力登録しない
  • デビットカードやプリペイド式カードを利用する

また、家族で共有しているクレジットカードでの登録は、後々のトラブルにつながりやすいため控えるのがベストです。

まとめ:泣き寝入りしないためにできること

akool AIのような海外サービスでの自動課金トラブルは、対処次第で返金や支払い停止が可能な場合もあります。冷静に証拠を集め、カード会社・消費生活センターなど信頼できる機関に相談しましょう。

また、今後同様のトラブルを避けるためにも、「無料だから」と安易に登録しない意識が大切です。

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