Google広告の請求に覚えがない?知らないうちに発生した37,000円の請求への対処法

突然届いたGoogle広告(Google Ads)からの請求メールやクレジットカードの明細に、心当たりのない37,000円の請求が記載されていたら、誰でも驚くでしょう。自分で広告アカウントを作成した覚えがないにもかかわらず課金されている場合、第三者による不正利用アカウント乗っ取りの可能性も考えられます。本記事では、そんなときに取るべきステップと注意点を詳しく解説します。

まず確認したい:本当にGoogleからの請求か?

Googleを装ったフィッシングメールや詐欺請求も存在します。まずは以下のポイントをチェックしてください。

  • 差出人アドレスが「@google.com」で終わっているか
  • 請求書番号や広告アカウントIDが明記されているか
  • Googleの公式アカウント管理ページにアクセスして履歴を確認できるか

怪しい場合は、リンクをクリックせず、Google公式サイトからログインして確認するようにしましょう。

Googleアカウントが不正利用されていないか確認する

心当たりのない請求がある場合、誰かに自分のGoogleアカウントが使われていないかを確認します。以下の方法で確認できます。

不審なアクセスがある場合は、すぐにパスワードを変更し、2段階認証を設定しましょう。

Google広告サポートへの問い合わせ手順

身に覚えのない請求が確認された場合は、Google Adsのサポートに直接問い合わせます。以下の手順が一般的です。

  • Google広告のヘルプページにアクセス
  • 「請求に関する問題」→「不審な請求」で進む
  • 必要に応じて、チャットサポートやメールで詳細を送信

英語での対応になることもあるため、可能ならスクリーンショットや請求番号のメモを添えて問い合わせるとスムーズです。

クレジットカード会社にも連絡を

Google側の対応に時間がかかる場合でも、カード会社に不正請求の調査依頼を出すことで、支払いの一時停止や返金処理が可能なケースがあります。以下の情報を準備しましょう。

  • 請求金額と日付
  • 請求元の名称(Google Adsなど)
  • 請求に心当たりがない旨の説明

早めに連絡することで、不正利用の拡大を防ぐことにもつながります。

知らないうちに家族やスタッフが使っている可能性も

自分ではGoogle広告を利用していないと思っていても、次のようなケースも考えられます。

  • 家族が同じGoogleアカウントを使って広告を出稿していた
  • 副業用の広告運用でアカウントを共有していた
  • 過去に作成した広告キャンペーンが自動更新されていた

思い当たる節があれば、関係者と情報を共有し、アカウントの利用履歴を確認しておきましょう。

まとめ:不審なGoogle広告の請求には冷静に対応を

Google Adsからの覚えのない請求は、不正利用・フィッシング・誤課金などが原因の可能性があります。大切なのは、

  • まずは本物の請求かどうかを見極める
  • Googleアカウントとカード会社に速やかに連絡する
  • 必要なら返金請求やアカウントの停止対応を進める

万が一のトラブルに備えて、2段階認証の設定や定期的な請求確認も習慣にしておくことが安心につながります。

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