+979からの着信に注意!海外番号からの電話で高額請求されないための対処法とは?

スマートフォンの着信履歴に見慣れない国番号が表示されると、不安になる方も多いはずです。特に「+979」などの国番号からの不在着信にうっかり折り返してしまった場合、「高額請求が来るのでは?」と心配になるのは自然な反応です。この記事では、海外からの不審な着信に対してどのように対応すべきか、トラブルを未然に防ぐための知識と対策をご紹介します。

+979の番号はどこの国?

まず「+979」は国番号ではなく、通常の国際電話とは異なる国際サービス番号に該当します。これは一部の国際専用回線や、特定用途で使われる特殊番号で、一般的な個人間の通話では使用されることが少ない番号帯です。

そのため、この番号からの着信は、スパムや詐欺の可能性も否定できません。近年では、見知らぬ国際番号から着信させ、折り返しを狙って高額通話料金を発生させる「ワン切り詐欺」も増加しています。

間違って折り返しただけで高額請求されるのか?

結論から言えば、「通話が繋がっていなければ料金は発生しません」。仮に発信ボタンを押しても、すぐに切断した場合や、相手が出なかった場合は課金される可能性は非常に低いです。

ただし、数秒でも通話が成立していた場合は、国際通話として料金が発生するケースがあります。心配な場合は、通信会社の通話明細を確認し、不審な通話履歴がないかをチェックしましょう。

万が一請求が発生していた場合の対応方法

まずは契約している携帯キャリア(docomo・au・SoftBankなど)のカスタマーサポートに連絡を取りましょう。通話明細の確認とともに、料金が不正に発生している場合は、調査・返金対応が行われることもあります。

また、マイページや専用アプリを使えば、通話履歴をリアルタイムで確認できることが多いため、発信後は早めにチェックすることが重要です。

国際ワン切り詐欺の仕組みと注意点

「国際ワン切り詐欺」とは、海外から不在着信を残し、ユーザーに折り返させて課金を狙う手口です。以下の特徴に注意しましょう。

  • 見覚えのない海外番号(+21、+88、+979など)
  • 着信が1〜2秒で切れている
  • 同じ番号から繰り返し着信がある

これらに該当する場合は、絶対に折り返さないようにしましょう。

被害を防ぐための予防策

不正請求を防ぐために、次のような対策が有効です。

  • スマートフォンの設定で「国際電話の発信制限」を有効にする
  • 不審な番号は着信拒否リストに追加する
  • Googleなどで番号を検索し、スパム情報を確認する
  • セキュリティアプリを導入して不審な電話を自動でブロックする

特に高齢者や子どもがスマートフォンを使用している場合、誤発信を防ぐ設定が重要になります。

まとめ:冷静な対応でトラブルを未然に防ぐ

「+979」などの見知らぬ番号にうっかり発信してしまっても、多くの場合は通話が成立しなければ料金は発生しません。慌てずに通話履歴を確認し、必要に応じてキャリアへ相談しましょう。

今後のトラブル防止のためにも、国際電話の発信制限迷惑電話ブロック機能の活用をおすすめします。疑わしい番号には絶対に折り返さないという意識が、被害防止の第一歩になります。

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