+08から始まり110で終わる番号からの着信が頻発?詐欺電話の可能性と対策を徹底解説

最近、「+08」で始まり「110」で終わる電話番号からの着信が繰り返されるという相談が増えています。このような番号は不審な電話である可能性が高く、放置や無視では済まされない被害につながるケースも。この記事では、そのような電話の正体と想定されるリスク、そして具体的な対策について詳しく解説します。

+08で始まる電話番号とは?

「+08」は一見すると国際電話のようですが、日本国内からの発信ではなく、東南アジア(インドネシアやマレーシアなど)を含む一部の海外地域からの着信である可能性があります。特に不自然な桁数の番号や110で終わる番号は、ユーザーを安心させようとする「偽装番号」の一種とも言われています。

「110」は日本の警察緊急通報番号と同じであるため、「安心感」や「公的機関の連絡」を装うために末尾に付けているケースもあり、非常に悪質です。

考えられる詐欺や迷惑電話の種類

このような着信の多くは以下のような詐欺・悪質商法の一環である可能性があります。

  • 架空請求詐欺(未納料金の請求を装う)
  • フィッシング詐欺(個人情報やカード情報を抜き取る)
  • ワン切り詐欺(かけ直しを誘導して高額通話料を狙う)

番号を変えて同様の構成で繰り返しかけてくるのは、発信元が機械的なシステムで無差別に攻撃している可能性を示しています。

着信拒否してもかかってくる理由

スマートフォンで着信拒否しても、番号を微妙に変えたり、「偽装番号」として表示がされると再度着信してくることがあります。これには、プレフィックスや通話中継サーバーを用いた回避技術が使われている場合もあり、一般的なフィルターだけでは防ぎきれないことも。

このような仕組みを使う犯罪グループは、短期間に大量の電話を発信するため、ブロックしても同様の番号で繰り返し試行してくるのです。

対策方法:今すぐできる安全対処

こうした電話への対策は、以下のような段階を踏むことが効果的です。

  • ① 電話に出ない・折り返さない
  • ② 「+08」や「110」で終わる番号はすべて着信拒否
  • ③ スマホに迷惑電話ブロックアプリを導入(例:Whoscall、迷惑電話ストッパーなど)
  • ④ 電話会社に連絡して着信履歴を提出し、スパム対応を依頼

加えて、AndroidやiPhoneには標準で「不明な番号からの着信を消音」する設定もあるため、併用すると安心です。

被害防止のための通報先

もし万が一、通話に出てしまい個人情報を答えてしまった、または不審な要求があった場合には、以下の通報を推奨します。

できるだけ早く相談することで、被害を防止し、同様の番号を共有することで他のユーザーを守ることにもつながります。

まとめ:番号の構成にだまされず、冷静に対応を

「+08…110」のように、見慣れない番号でも一見公的な印象を与えるものには注意が必要です。詐欺の手口は年々巧妙化しており、「不審に思ったら出ない・折り返さない・通報する」という行動が自分の身を守る第一歩です。

また、家族や高齢の親族にもこうした情報を共有することで、被害の連鎖を断ち切ることができます。

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