コンビニのフェンスに当て逃げしてしまった…警察から連絡が来ないときの対応と注意点

駐車場のフェンスに車をぶつけてしまい、その場を離れてしまった…。その後警察に発覚して現場検証を受けたが、数週間連絡がない。このような状況において、被疑者(加害者)としてどう動くべきか、適切な対応と注意点を解説します。

まず確認:当て逃げは道路交通法違反に該当する

コンビニのフェンスを破損して逃げた行為は、道路交通法第72条「報告義務違反(いわゆる当て逃げ)」に該当する可能性があります。

物損事故であっても、事故後に速やかに警察へ連絡しなかった場合、行政処分や反則点数の対象になる場合があります。

現場検証後の警察対応と連絡が来ない理由

現場検証後に警察が「オーナーと話してから連絡する」と言った場合、①示談交渉の確認 ②被害届の提出有無 ③刑事処分の有無などの内部処理を行っている段階であると考えられます。

ただし、3週間以上連絡がない場合、処理が停滞している可能性や、後回しにされている可能性もあるため、自発的な連絡が望ましいです。

保険会社に連絡できないのは損失リスクにも

事故の内容によっては、自動車保険(対物賠償)の対象になります。警察とのやり取りが止まったままでは保険会社も動けません。

自己判断で放置せず、早期に連絡・確認を取ることで、示談交渉や修理代の補償が円滑に進みます

行動すべきタイミングと連絡先

  • 担当警察署(担当者名が分かれば尚可)に電話し、「その後の進展があるか」「連絡を待つべきか」を確認
  • 必要であれば保険会社にも相談し、事故報告だけでも先に済ませる
  • オーナー側に改めて謝罪と確認を入れておくと示談も進めやすくなります

警察や保険会社は「問い合わせがあれば動きやすくなる」側面もあるため、待ちすぎは逆効果です。

実際の対応例:相談者Aさんのケース

Aさんは現場検証後、3週間連絡がなく不安になり、担当警察署に電話。担当官に「オーナーとのやり取りは完了しており、処分は行政処分で済む見込み」と説明され、安心したという事例もあります。

このように、自己判断せずに行動したことで、結果が明確になり、次の手続きにも進めました

まとめ

✔️ 警察から連絡が来ない場合でも3週間以上経っているなら自分から確認連絡を

✔️ 保険会社へも事故の事実だけでも報告を入れておくとスムーズ

✔️ 当て逃げは「放置=悪化」するリスクがあるため、早めに誠実な対応を心がけることが、被害者・警察・保険会社すべてにとって良い結果を生みます。

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