突然かかってきた「NTT回線が停止されます」といった内容の電話に驚いた経験はありませんか?特に「住所・氏名・電話番号を教えてください」と求められるようなケースは、詐欺の可能性が極めて高いため注意が必要です。この記事では、そのような電話がかかってきた場合にどう対応すべきか、また何を確認すべきかについて解説します。
📞「NTT回線が使えなくなる」と言われたら要注意
「○○が停止されます」「契約に不備があります」など、不安をあおる内容で連絡してくる電話は、近年多発している特殊詐欺の典型です。
特に、050・070・080・海外番号(+870など)からかかってくる場合は、正規の通信事業者ではない可能性が高く、応じないことが鉄則です。
🔐個人情報を聞かれたら即終了が正解
「お名前・ご住所・回線番号などを確認します」などと言われても、決して答えてはいけません。
正規の通信事業者が、契約者本人かどうかも分からない相手に対して個人情報を求めることはまずありません。その場で電話を切る判断は非常に正しい対応です。
📲実例:87081556612のような不審番号の特徴
+870などから始まる番号は「衛星電話番号」と呼ばれ、一般的な通話には使われません。国際的な料金が発生し、高額請求のリスクもあるため着信・折り返しには十分注意が必要です。
このような番号から「あなたの回線が停止されます」と言われた事例が複数報告されており、総務省や消費者庁も注意喚起を行っています。
🧾電話が本物かどうかを見極めるポイント
- ・不安を煽る表現を多用してくる
- ・即時対応を強く求める(今すぐ住所を言ってなど)
- ・折り返し先がフリーダイヤルではなく不明な番号
- ・会社名や担当者名が曖昧
こうした特徴が1つでも当てはまる場合は、正規の業者を装ったなりすまし詐欺の可能性が高いと考えましょう。
🔎本当に不安なときの確認方法
本当に通信会社からの連絡か確認したい場合は、自分でNTTや契約している通信会社の公式サポート窓口に電話をかけて確認しましょう。
また、番号検索サイトや「迷惑電話番号データベース」などでその番号の情報を検索するのも有効です。
📌まとめ:冷静な対応があなたを守る
「NTT回線が停止される」といった電話は、詐欺目的である可能性が高く、個人情報を求められた時点で電話を切るのが正解です。
今回のように、住所や氏名を伝える前に電話を切ったのは正しい判断。今後も同様の電話には注意し、冷静に対応しましょう。