ある日突然、知らない090番号からの着信が。検索しても情報が出ず「詐欺かも？」と不安になる人は少なくありません。特にスマホを日常的に使っている現代では、詐欺電話の手口も年々巧妙になっています。
知らない090番号からの着信は詐欺？考えられる可能性とは
見覚えのない携帯番号からの着信には、大きく分けて3つのパターンがあります。
- 実在する個人や業者からの連絡（例：宅配業者や登録済みのサービス）
- 営業・勧誘目的の電話（例：投資や保険など）
- 詐欺・なりすましの可能性がある電話（例：架空請求やSMS詐欺）
特に「折り返しを求められる不在着信」や「すぐ切れるワンギリ」は、通話料目的や詐欺誘導が疑われます。
Google検索で出てこない＝安全とは限らない
電話番号検索で情報が出ない場合でも、安全とは言い切れません。逆に、詐欺番号の多くは都度変更されるため、検索結果がないことが「新しい詐欺番号」の兆候である可能性もあります。
逆に、最近話題のSMSリンク詐欺（例：配達通知・口座確認など）などは、無名の番号が多く使われているのが実情です。
詐欺電話の特徴的な話し方・内容に注意
実際に電話に出てしまった場合、以下のような特徴が見られたら要注意です。
- 名乗らずに「あなたの口座が凍結された」などと不安を煽る
- すぐに折り返しを求める・通話を録音していると言う
- 電子マネーやコンビニ決済を求める
特に「急ぎの対応を強調」するのは詐欺の常套手段なので、冷静に対処しましょう。
不安な番号の対処法：通話せずに調べる・ブロックする
基本的には、知らない番号には出ないのが正解です。以下のようなツールや方法も有効です。
また、スマートフォンには「迷惑電話フィルター」機能が搭載されていることが多いため、設定を見直しておくと安心です。
万が一、通話や情報提供してしまった場合の対応
相手に名前や住所を言ってしまった、SMSのリンクをタップしてしまったという場合は以下の対応を。
- すぐに通信会社や警察相談ダイヤル（#9110）に報告
- クレジットカード情報を伝えてしまった場合はカード会社に連絡して利用停止
- 詐欺被害の可能性がある場合、消費者ホットライン（188）にも相談
迷ったら一人で抱え込まず、早めの相談が大切です。
まとめ：見知らぬ090番号からの着信は無視が基本。通報と記録で自衛しよう
知らない番号からの着信はすぐに出ず、まずは検索やアプリで調査を。情報が見つからない場合でも、安全とは限らないため、通話や折り返しは避けるべきです。
不安が残る場合は、警察・通信会社・消費者センターなど公的機関に相談することで、詐欺被害を防ぐ手がかりとなります。
日々の情報リテラシーと、正しい対処法を知っておくことで、安心・安全なスマホライフを守っていきましょう。