「高津警察署から+81で頻繁に電話」「留守番電話に生活安全課の名」「折り返しを求められる」――これ、本当に警察からの電話でしょうか?この記事では、その実態と対策法を分かりやすく整理します。
+81の電話は本当に「国際電話」?
「+81」は日本の国番号です。よって「+81~」で始まる電話=国際電話とは限りませんが、ここ最近は警察署名を装う詐欺で、実在する署番号を偽装する手口が報告されています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
末尾や市外局番(044‑822‑0110)のように見せかけ、警察からの架電に見せかける「偽装着信」の可能性が高いです。
留守番電話だけ?急に未着信に変わった理由
本物の警察署からの電話であれば、業務の一環として留守電を残すこともあり得ますが、詐欺師の場合は最初だけ自動で留守電を流し、その後は直接かけず音声を残さないパターンが多いです:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
「1回だけ留守電が来て、その後はなし」という流れは、不自然で詐欺の可能性が高いです。
警察が電話で「折り返してください」と言うことはある?
警察官が電話で「○○課です」と名乗り、折り返しを要求することは正式な運用ではありません。こうした手口は詐欺の典型的なパターンです:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
正式な用件があれば、書面や直接の通知が基本で、電話だけで済ませるものではないと考えましょう。
実際にあった被害例とは?
他県では、実在する警察代表番号から偽装電話があり、「口座を犯罪に利用された」などと告げられ、SNS通話で身分証提示→現金振込を指示される被害が発生しています:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
高津署管内でも、詐欺ブロック電話・留守電推奨といった対策が警察側から呼びかけられています:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
安心のための具体的な対策
- 知らない「+81」や末尾「0110」の番号には出ない、折り返さない
- 固定電話の場合は「国際着信ブロック」を申請(0120‑210‑364)
- 携帯でも「国際電話拒否」や非通知拒否設定をONにする
- 着信があったら留守電を確認して、内容と番号を控える
- 不審な電話には#9110や044‑822‑0110(高津署窓口)などに相談する
まとめ:留守番電話だけでも“即疑って”、安全な対応を
- +81で始まる「警察署名表示」は偽装かもしれない
- 留守電が一度だけで、その後なし → 詐欺の可能性大
- 警察から電話で折り返し要求は公式な対応ではない
- 国際電話ブロックや留守電活用で予防を強化しましょう
- 不安なときは#9110や最寄り署にまず相談を
念のため留守電内容を録音・控え、折り返すか迷ったときは、まず警察相談窓口に連絡を。冷静な対応が大切です。