アダルトサイトで年齢確認の「18歳以上」をクリックしただけで“登録完了”と言われ、高額請求メールや電話に追われたらどうすれば良い?詐欺に巻き込まれたときの正しい対応を、実例や専門情報を交えて解説します。
ワンクリック詐欺とは何か?
無料動画サイトに見せかけ、「18歳以上」をクリックすると即請求という手口は典型的なワンクリック詐欺です。
国民生活センターや各自治体によれば、契約成立には画面上での二段階クリックが法律で義務付けられており、それを満たしていないため法的には契約とみなされません:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
詐欺業者からの連絡…電話やメールは絶対に応じない
電話番号「03‑5497‑8189」への通話やメール返信は相手に個人情報を与えるだけです。専門家の回答でも「無視こそが最善」とされています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
電話応対しただけでも氏名・住所などの情報が記録され、さらに「請求リスト」への追加につながります。
どう対応すれば良いか?実践の4ステップ
- 画面やメール、電話は**一切無視**。連絡すれば“利用者”として扱われる。
- 不審な請求は契約に至っておらず、**支払い義務はありません**:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
- 迷惑メール対策&着信拒否設定を行い、個人情報を断絶。
- 不安なら最寄りの消費生活センターや警察(TEL #9110)に相談を。
ケースごとの具体的アドバイス
誤って退会メールを送ってしまった場合
撤回のメール送信でも応答しては逆効果。無視を続け、メールアドレスを変更するのが望ましいです:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
電話で個人情報を答えてしまった場合
情報漏洩リスクがあるため、すぐに着信拒否設定をし、警察や消費生活センターに報告を。
具体額(44万円・4万円など)の請求が来た場合
法的根拠のない不当請求なので、金額に関わらず、**絶対に支払ってはいけません**。
法律上、“錯誤”や“詐欺的表示”として契約は無効と判断されます:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
予防策と安心してネットを使うために
信頼できない広告やリンクはクリックしない、年齢確認や動画再生の画面でも「有料かどうか」をよく確認する習慣をつけましょう。
もし不安になったら、すぐ消費生活センターや警察に相談することが、自分を守る第一歩です。
まとめ
「18歳以上」を押しただけで契約とはならず、高額請求はワンクリック詐欺です。電話やメールで連絡をすれば状況は悪化し、個人情報が相手に渡ります。
最善の対応は「無視・連絡しない」「設定で遮断」「専門機関に相談」。それが詐欺被害から身を守るための確かな方法です。