海外の仮想通貨取引所で「出金前に追加入金が必要」と言われるのは、**典型的な出金詐欺**によく見られる手法です。本記事では、その仕組みと対応策について、最新情報を交えて解説します。
ROBOCOINEXとは何か?信頼性の現状
ROBOCOINEXは「中央集権型取引所」「独自トークンで利益分配」といった仕組みの海外サービスですが、**運営情報やライセンスの開示が乏しく**、信頼性の客観的根拠が不明です:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
公式サイトの情報も「グローバル展開」や「利用者数」など抽象的で、具体的な信頼を示す材料には乏しい状況です:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
出金に「外部入金が必要」と言われる怖い手口
典型的な出金ブロック型詐欺では、「手数料」「税金」「セキュリティ料」などの名目で追加入金を促し、そのまま出金できなくなるケースが繰り返されています。
今回のように「出金前に外部からの入金を求められる」パターンは、**詐欺グループが関与している可能性が極めて高い**サインです。
送金した海外企業もグループの可能性は?
被害者が直接海外企業に送金している場合でも、**その企業が詐欺シナリオの一部**である可能性があります。詐欺グループは複数の企業やアカウントを使って資金を循環させるのが常套手口です。
このため、どの段階であっても、「出金できない状況」であれば**詐欺グループ全体**と見なすべきリスクがあります。
実例:出金ブロック詐欺の典型ケース
仮想通貨詐欺ではよく見られる構図として、「入金→アカウントに反映→出金条件を次々提示→金を巻き上げる」という流れが存在します。
例えば、ICOや交換所で「購入にはKYCや税金が必要」などの理由で、**複数回の入金を誘導される事案**も報告されています。
被害を防ぐための4ステップ対応策
- すぐに取引停止・追加入金を拒否
- 取引記録を保存:送金履歴・メール・チャットなどすべて保管
- 関係するサイトや企業名を調査:ネット上の評判・詐欺情報を確認
- 警察や消費生活センターへ相談:仮想通貨詐欺への公的な対応窓口へ
まとめ:ROBOCOINEXは高い詐欺リスク、速やかな対処を
・ROBOCOINEXはライセンス・評判面で信頼に欠ける。
・「出金前の追加入金要求」は明確な詐欺手口の一つ。
・送金先だけでなく関連先すべてが詐欺グループの可能性あり。
・今後は取引停止・記録保存・公的機関への相談を優先すべきです。