専門家に相談できると謳う「JustAnswer(ジャストアンサー)」ですが、実際に使ってみたら期待外れだった、という声も少なくありません。特に「お試し期間内に解約したはずなのに料金が請求された」といったトラブルは非常に多く、消費生活センターへの相談も寄せられています。この記事では、そんな請求トラブルに遭った際の返金交渉の具体的な方法と、今後の対策について詳しく解説します。
ジャストアンサーのお試し制度の仕組み
ジャストアンサーでは、新規利用者に対して「数日間の低額お試し期間(例:¥60で7日間)」を提供しています。この期間内に解約しないと、自動的に月額会員に切り替わり、月額約¥5,000〜6,000が請求される仕組みです。
問題は、この解約手続きが分かりにくく、気づかないうちに有料契約へ移行するケースが多い点です。「試しに使っただけ」と思っていても、実際には自動課金されているという落とし穴があります。
解約したのに請求された?よくある原因
「お試し中に解約したはずなのに請求された」というケースでは、以下のような状況が考えられます。
- 解約が完了しておらず、「問い合わせのみ」になっていた
- 解約処理が完了する前に更新日が到来していた
- 複数のアカウントが存在していて、別のアカウントが課金対象だった
また、解約画面が英語表記だったり、問い合わせ経由での対応が必要だったりと、ユーザーにとって不親切な設計も原因の一つです。
返金を求めるために取るべき手順
不正請求や納得のいかない課金があった場合、次のようなステップで返金対応を求めることができます。
- メールによる問い合わせ
support@justanswer.jp 宛に、アカウント情報(登録時のメールアドレスなど)と状況を明記して連絡します。件名に「返金希望」など明記するとよいです。 - チャットサポートを活用
公式サイトのチャットボットで「返金」「キャンセル」などと入力すると、有人サポートにつながる場合があります。 - 決済会社へ異議申し立て
PayPalやクレジットカード会社の「チャージバック制度」を使い、利用者の意思に反した請求であることを申し立てる方法も有効です。
実際に「メールでは返事がこない」という声も多く、クレジットカード会社に先に相談して返金を受けられた事例も報告されています。
返金される可能性と対応の注意点
返金されるかどうかは、契約時の条件ややり取りの記録によって異なります。ただし、以下のような条件が揃えば返金が通る可能性は高まります。
- お試し期間中にログイン履歴やキャンセル操作が行われた証拠がある
- 返金を求めた日時が請求日より前
- 同様の苦情が多数報告されている
必ずやり取りは記録し、画面キャプチャや利用履歴、メールのコピーなど証拠を保存しておきましょう。
今後のために覚えておきたい自衛策
このような定期課金型のサービスでは、以下のような対策を講じることでトラブルを未然に防げます。
- お試し登録時に解約期限をカレンダーに登録
- サブスク専用のクレジットカードまたはデビットカードを使う
- 「仮カード番号」や「バーチャルカード」を使って被害を限定的に
また、信頼性の低いサービスに関しては、口コミサイトや国民生活センターの情報を事前に調べることも重要です。
まとめ|ジャストアンサーの返金は可能、諦めずに粘り強く対応を
ジャストアンサーでのお試し期間後に高額な請求が来た場合でも、適切に手続きを踏めば返金される可能性はあります。メールやチャットで返答がない場合でも、クレジットカード会社に連絡することでチャージバック処理が進むケースも多いです。
不透明な契約に泣き寝入りせず、しっかり記録を取りつつ、冷静に対応していきましょう。