後払いサービス「ペイディ(Paidy)」を利用している中で、やむを得ず支払いが遅れてしまうこともあります。今回は、支払い金額が膨らむ理由とその対処法について、実例を交えて解説します。
ペイディの延滞によって請求額が増える仕組み
ペイディでは、利用者が指定された支払期日までに支払いを行わなかった場合、延滞損害金や再請求手数料などが加算される可能性があります。これはサービス利用規約にも明記されており、債権回収の正当なプロセスとされています。
例えば、もともとの後払い金額が3,700円だったとしても、半年間にわたって支払いが滞ると、延滞損害金(年率14.6%相当)や再請求手数料(1回ごとに最大330円程度)、回収委託費用などが加算され、最終的に5,800円まで増えることも珍しくありません。
延滞料金の具体的な内訳は?
ペイディから送られてくる最終請求メールには、増額された理由の明細が記載されていることがほとんどです。請求額の増加に疑問がある場合は、必ずカスタマーサポートに問い合わせて詳細を確認しましょう。
例:
- 元の後払い額:3,700円
- 延滞損害金:600円
- 再請求手数料:1,500円(330円×複数回)
このような加算があった場合、合計5,800円になるのは自然な結果です。
支払い滞納が信用情報に与える影響
ペイディは「あと払いプラン(翌月払い)」を提供するにあたり、利用者の信用情報機関に契約情報や支払状況を報告しています。延滞が続くと、「金融事故情報」として登録され、いわゆるブラックリスト入りとなる可能性もあります。
将来的にクレジットカードやローンの審査で不利になることがあるため、長期の延滞は避けるべきです。
支払いが厳しいときの対応策
ペイディには、支払いが難しい方向けに柔軟な対応が取られる場合があります。早めにカスタマーサポートに連絡し、分割払いの相談や支払い計画の調整を依頼することで、延滞金の追加を防げることがあります。
また、コンビニ支払いや銀行振込の他にも、PayPay残高や口座振替など、便利な支払方法が選べるようになっています。
まとめ:早めの対応が金額の膨張を防ぐカギ
ペイディの請求額が当初より大きくなっている場合、その主な理由は延滞損害金や再請求手数料によるものです。支払期日を過ぎた段階で速やかにカスタマーサポートへ連絡することが、不要な費用を抑える第一歩となります。
滞納してしまっても放置せず、冷静に状況を把握し、誠意ある対応を心がけましょう。