ジャストアンサーで500円後に不当請求?解約時の注意点と対処法を弁護士視点で解説

「ジャストアンサー」という医師対応サービスで500円の利用後、数日で近5,000円の引き落としがあった場合、多くの人が「詐欺では?」と不安になるでしょう。この記事では、契約の流れや消費者として取るべき対応策を分かりやすく解説します。

契約内容とクーリングオフ制度の適用

まず、オンラインサービスでも、消費者契約法により、条件によってはクーリングオフまたは契約解除が可能です。

・通信販売の場合、契約書面交付後から8日以内の解除が認められることが多いです。

・ただし医療相談サービスなど定期提供サービスに分類される場合、別途解約ルールが設けられていることがあります。

「3日以内に連絡しないと契約成立」条項の正当性

消費者契約法では、不当な契約条件(過度なペナルティや消費者に一方的に不利な条項)は無効と定められています。

「3日以内に連絡しなければ契約完了」という条項が消費者に不利益すぎる場合、裁判所は無効と判断する傾向があります。

実際に行うべき具体的な対応

  • まずは内容証明郵便で解約通知を:SMSだけでなく、正式な書面で「契約解除と返金要求」を伝えましょう。
  • 消費生活センターへの相談:自治体の消費センターで無料のアドバイスが受けられます。
  • 金融機関に異議申し立て:不正利用の疑いを伝え、返金手続きを依頼できます。
  • 弁護士や法テラスに相談:法律知識のサポートを受け、必要なら交渉も検討できます。

事例:似たようなケースで返金成功した例

ネットの有料サービスで「無料500円お試し後自動契約」とされていたケースでは、消費者が書面提出により全額返金に成功した事例があります。

条項の不当性と契約解除の意思表示(内容証明郵便)がポイントとなっています。

まとめ|早めに契約解除と適切な対応を!

・SMSだけでの「500円」とは異なる高額引き落としは、契約条件をよく確認し、不当条項の有無をチェックしましょう。

・すぐに書面で解約通知をし、消費生活センターや金融機関に相談しながら、必要なら法的支援を受けることが適切な対応です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール