訪問販売で不審な業者が来たときの正しい対応方法と通報先|太陽光セールスの実態と注意点

自宅に突然やってくる太陽光発電のセールス。中には丁寧な対応をする業者もいますが、中には正体不明の企業や悪質な勧誘をしてくるケースも少なくありません。特に法人登記の確認ができず、夜間の訪問、写真撮影の要求などがある場合は注意が必要です。本記事ではそのようなケースへの対処法を紹介します。

「株式会社エナジーコンサルティング」のような情報不明の業者に要注意

「エナジーコンサルティング」と名乗る会社が訪問してきたという報告がありますが、法務局の法人登記やインターネット上での公式情報が確認できない場合、その企業は架空または名義を偽っている可能性があります。

特に1ヶ月に1回の頻度で繰り返し訪問する行為は、執拗な営業に該当し、消費者にとって精神的負担になるケースも。夜間(19時以降)の訪問は、一般的な営業活動の範囲を超えており、悪質性が疑われる要素の一つです。

太陽光セールスに潜むリスクとは

太陽光発電のセールスの中には、実在の会社を名乗って信頼感を与えた上で契約を迫る悪徳業者も存在します。典型的な手口としては、

  • 「国の補助金が出る」「今しかない」など不安を煽る
  • 外観の写真を撮って「見積もりのため」と称する
  • 契約書を急がせる

これらは特定商取引法における「不当勧誘行為」に該当する場合があります。

不審な訪問販売を受けたときの具体的対応策

怪しいと感じたら以下の対応を心掛けましょう。

  • 名前・会社名・名刺の提示を求める
  • 「録音しています」と伝える(実際に録音するのも効果的)
  • 「契約の意思は一切ありません」とはっきり言う
  • 訪問の日時、内容を記録しておく

訪問販売は特定商取引法の対象であり、法的に定められたルールを守っていない業者は違法行為とされる可能性があります。

不審な業者は「消費者ホットライン188」へ通報

もし不審な訪問が続くようであれば、「消費者ホットライン188」に相談しましょう。近くの消費生活センターにつながり、専門の担当者が対応してくれます。

また、繰り返し訪問されるなど身の危険を感じる場合には、警察(最寄りの交番)への相談も可能です。写真撮影や深夜の訪問などは、プライバシーや迷惑防止条例に抵触する可能性があります。

同様の被害が疑われる場合はSNSで情報収集を

ネットやSNSを検索することで、他の人も同じ会社に訪問されたという投稿や注意喚起の情報が見つかることがあります。業者名・地名・「太陽光」などのキーワードで調べてみましょう。

「うちは違う」と業者が言っても、名乗る名前が同じで、やっている行為が共通していれば、十分な警戒が必要です。

まとめ:無視・通報・記録が自衛の第一歩

太陽光発電の訪問セールスで企業情報が不明、夜間の訪問、外観撮影の依頼などがあった場合は、通常の営業活動とは言えず、悪質な訪問販売である可能性が高いです。

対処法としては、毅然と断る・録音や記録を取る・188に通報することが重要です。少しでも不安を感じたら、無理せず公的機関に相談しましょう。

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