クリエイター支援プラットフォームとして知られるPatreon(パトレオン)では、月額制でメンバーシップに加入する形式が採用されています。ユーザーの中には「翌月の支払いをスキップしたら自動でメンバーシップが終了するのか?」「退会手続きは別途必要なのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、Patreonの料金システムと退会に関するルールをわかりやすく解説します。
Patreonの支払い方式は基本的に月額の自動更新制
Patreonでは、加入したメンバーシップは毎月自動的に更新され、支払いも自動で処理される仕組みです。つまり、何もしなければ翌月以降も自動で課金されます。クレジットカードやPayPalなどに登録された決済方法から毎月一定額が引き落とされるのが一般的です。
たとえば、6月15日に加入した場合、7月1日に次の月の料金が請求されます。これを防ぐには、事前に退会手続きを行う必要があります。
支払いを止めるだけではメンバーシップは終了しない
意図的に支払いをせずに放置することで「自動でメンバーシップが外れるのでは?」と考える方もいますが、実際には支払いが失敗した場合でもアカウントは有効なままです。Patreon側は引き落としの再試行を複数回行い、それでも支払われない場合は「一時的に支払い保留中」となります。
しかしこの状態では、次回の課金が成功すると再び料金が請求されるため、明確に退会処理をしない限り、料金の請求リスクは続きます。
安全にメンバーシップを終了するための退会方法
Patreonでメンバーシップを終了したい場合は、必ずアカウント設定から手続きを行いましょう。以下の手順で行います。
- Patreonにログイン
- 右上のアイコンをクリック →「設定」へ進む
- 「メンバーシップ」タブを選択
- 対象クリエイターの欄で「編集」または「キャンセルメンバーシップ」をクリック
- 確認画面で「メンバーシップをキャンセル」を選択
この操作を行うことで、次回以降の請求が完全に停止されます。なお、月の途中で退会しても、すでに支払った分は返金されません。
Patreon利用時の注意点と対策
Patreonは米国発のサービスであるため、日本語によるサポートが限定的であり、規約も英語で表記されている点に注意が必要です。誤解を避けるためには、以下のような対策を講じるのが望ましいです。
- クレジットカードの明細を毎月確認:不明な請求が続いていないかチェック。
- アカウントの定期見直し:使っていないメンバーシップを整理する。
- キャンセル後の確認メールを保存:退会証明として保管。
トラブル時は、Patreonの公式サポートページ(英語)やhttps://support.patreon.com/を活用しましょう。
まとめ:メンバーシップは自動更新、退会には明確な手続きが必要
Patreonでは、料金を支払わなかっただけではメンバーシップは解除されません。自動課金が継続する仕組みのため、不要になった場合は確実に退会処理を行う必要があります。
支払いを停止するだけでは料金トラブルの原因にもなりかねないため、安全に利用を終了するためには、アカウント設定から明示的なキャンセル手続きを行うようにしましょう。