自動車事故後に保険会社へ連絡を済ませたものの、その後しばらく何の連絡もないと不安になりますよね。特に初めての事故対応であれば、「このままで大丈夫なの?」「自分から連絡していいの?」と悩むのも当然です。本記事では、保険会社との連絡が途絶えてしまった場合の対処法や、確認しておくべきポイントを実例とともに解説します。
事故後の連絡スケジュールはどうなっている?
一般的に、事故の報告を受けた保険会社はすぐに相手方や整備工場と連絡を取り合い、見積もり・修理手配・保険金支払い手続きなどを進めます。しかし、進捗状況の連絡がこまめに来るかどうかは保険会社によって対応に差があります。
特に「小さな物損事故」の場合、詳細な進捗が報告されないことも珍しくありません。ただし、進捗を知りたい場合は、契約者が自分から確認することはまったく問題ありません。
連絡がないまま放置されるケースもある
実際に、「事故後すぐに連絡があったが、その後2週間以上何の音沙汰もない」という体験談は複数あります。これは、見積もりや修理がスムーズに進んでいる場合や、調整中で情報をまだ共有できない状態などが背景にあることも。
とはいえ、事故から2週間以上連絡がない場合には、進捗状況を一度確認しておくのが安心です。保険会社の担当者が忘れていたり、手続きが滞っている可能性もゼロではありません。
どこに、どう問い合わせればいい?
最も確実なのは、事故受付時に案内された担当者の直通番号または保険会社の事故サポート窓口に連絡する方法です。連絡時には、次のような情報を伝えるとスムーズです。
- 事故日と事故受付番号(あれば)
- 相手車両の修理進捗についての確認
- 見積金額や完了予定日が分かるかどうか
また、オンラインで進捗が確認できるサービス(例:損保ジャパンの「マイページ」など)を提供している保険会社もあります。
確認すべきポイント
保険会社に連絡する際、以下の点について聞いておくと安心です。
- 修理見積もり金額と承認状況
- 修理完了予定日(概算でOK)
- 保険金の支払スケジュール
- 今後こちらが対応すべきこと(追加手続きなど)
これらを確認しておけば、再度の問い合わせや不安も軽減されます。
自分から確認するのは“普通”です
「保険会社からの連絡を待つのが礼儀」と思っている方も多いですが、実際は“自分から確認の連絡を入れるのが当たり前”です。保険会社側も「進捗に不安があるときはいつでもご連絡ください」と案内しているところが多く、確認を入れることは失礼にはなりません。
また、進捗が滞っていた場合でも早めに気づけるので、自分のためにも積極的に確認しましょう。
まとめ:不安なときは迷わず問い合わせを
保険会社から連絡が途絶えていると感じたら、自分から状況確認の電話を入れるのが安心・確実な対応です。2週間以上何も連絡がないなら、遠慮せず問い合わせましょう。
丁寧な言い方で聞けばトラブルになることはありません。事故後の対応に不安がある方は、今回のようにポイントを押さえて動くことで、スムーズな解決に繋がります。