リハビリ終了後に音沙汰なし?示談交渉はすでに始まっているのか徹底解説

交通事故でリハビリが終了したにもかかわらず、相手保険会社から連絡が途絶えると「示談交渉に入っているの?」と不安になりますよね。本記事では、リハビリ終了後の保険会社との関係、示談開始タイミング、音沙汰なしの背景と対処法までを整理します。

いつ示談交渉が始まるの?基礎的な流れ

人身事故では、リハビリ終了=治療完了または症状固定の診断が出た時点で、示談交渉が開始されます。[参照]

一般的に、治療終了の連絡後、1ヶ月程度で示談案が保険会社から届き、その後交渉がスタートします。[参照]

連絡がないのは「示談済み」なのか?

音沙汰がない=示談交渉が進んでいるとは限りません。保険会社が内部処理中、損害額をまとめている、後遺障害申請の確認中など、連絡が遅れるケースがあります。[参照]

弁護士が代理なら、示談金はまず弁護士の口座に振込まれ、そこから被害者へ送金されるため時間がかかることもあります。[参照]

通常の示談開始・進行の目安

  • 物損事故:示談交渉開始まで数日〜1ヶ月程度
  • 人身事故:通院終了後、後遺障害なしでは治療終了報告から1ヶ月ほどで交渉開始
  • 後遺障害等級申請がある場合:申請~認定に1~2ヶ月、示談開始にさらに時間

弁護士依頼で交渉がスムーズになり、示談金受領まで2~3週間程度まで短縮されるケースもあります。[参照]

連絡が来ない・遅い時の対処法

  • 自分からまず弁護士に状況確認を依頼し、保険会社への確認を促してもらいましょう。
  • 示談交渉が始まっていても、交渉中なら示談書や案がまだ準備中の可能性があります。
  • 相手の保険未加入や連絡ミスなど、保険会社側の事情によって連絡が遅れることもあり得ます。

実例:弁護士に依頼してスムーズに進行したケース

ある人身事故では、リハビリ終了後に保険会社が交渉の準備を遅らせたため弁護士が介入。すると、提示が早まり、示談金は交渉開始から3週間以内に弁護士口座へ振込まれ、その後本人へ支払われました。

弁護士介入が交渉スピードに与える影響は計り知れません。

まとめ

リハビリ終了後に保険会社と連絡が途絶えた場合、示談交渉が始まっている可能性もあれば、まだ内部確認中のケースもあります。まずは弁護士を通じて進捗を確認することが最も確実な方法です。示談書の受領・署名が交渉完了の目安となりますので、状況が気になるなら積極的に状況を確認しましょう。

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