ネットショッピングで便利な後払いサービス。中でも「GMO後払い」は多くのECサイトで利用されていますが、支払いが2~3日遅れると信用情報に記録されるのか不安になる方もいるでしょう。この記事では、後払い遅延と信用情報への影響について、金融知識に基づいて詳しく解説します。
GMO後払いとは?仕組みと信用情報の関係
GMO後払いは、GMOペイメントサービスが提供する後払い決済サービスです。購入者は商品到着後に請求書で支払う仕組みで、利便性が高い一方で「支払いを忘れるとどうなるの?」という懸念も少なくありません。
後払いはれっきとした「与信取引」であり、GMO後払いを利用する時点で簡易的な審査が行われています。そのため、長期の未払いは信用情報機関に記録される可能性があります。
2~3日の支払い遅延でも信用情報に載るのか?
一般的に、2~3日程度の支払い遅延でただちに信用情報に登録されることはまれです。GMO後払いを含む多くの後払いサービスでは、数日遅れてもまずは「督促」が届く程度にとどまります。
しかし、督促を無視して延滞が長期化すると「延滞情報(異動情報)」としてCICやJICCといった信用情報機関に登録されることがあります。通常、61日以上の延滞が対象になるケースが多いです。
後払いサービスと信用情報機関の関係
GMOペイメントサービスは、主要な信用情報機関(例:株式会社CICや日本信用情報機構JICC)と提携しており、延滞が一定基準を超えると個人信用情報にその旨が登録される可能性があります。
一度信用情報に「異動(延滞)」が記録されると、住宅ローンやクレジットカードの審査に不利になるため注意が必要です。
支払いを忘れたときにすべき対応
支払い期日をうっかり過ぎてしまった場合は、まず請求書記載の方法で速やかに支払いましょう。その後に支払いを完了した旨をカスタマーサポートに伝えておくと安心です。
GMO後払いは「支払いが済んでいるかどうか」に非常に敏感です。未入金のまま放置すれば、利用停止や信用情報への影響に発展するおそれがあります。
体験談:支払い遅れと影響の実例
30代女性Aさんは、通販でGMO後払いを利用後に体調不良で支払いが3日遅れたとのこと。督促ハガキが届いた段階でコンビニ支払いを済ませたところ、信用情報には登録されていませんでした。
一方、20代男性Bさんは1か月以上支払いを放置した結果、後に携帯電話の分割払い審査に通らず、信用情報に延滞履歴が記録されていたことが発覚しました。
まとめ:軽視しがちな後払いの支払いは慎重に
2~3日の遅延で直ちに信用情報に影響が出るわけではありませんが、支払いを放置すると重大な結果を招く可能性があります。GMO後払いや類似サービスを利用する際は、支払い期日を守ることが信用維持の第一歩です。
スケジュール管理アプリやリマインダーを活用し、延滞リスクを回避しましょう。