一度の事故で複数回逆走した場合、その分だけ違反点数が加算されるのか不安ですよね。本記事では、逆走(通行禁止違反)に係る点数の仕組みと、事故との関係性について法律と事例を交えてわかりやすく整理します。
逆走は“1回の違反”ごとに点数が加算される
通行禁止違反(逆走)は一般違反に分類され、点数は1回の違反につき2点が加算されます。
つまり同一事故内でも、逆走を複数回繰り返した場合、それぞれが個別の違反として扱われ、その都度2点ずつ加算されます。
実際の事例:逆走2回で4点加算されたケース
例えば、ある方が都内で迷いながら一方通行を逆走し、3ヶ月以内に再び同様の違反をしたケースでは、合計で4点が累積されました[参照]。
このように、同一の交通流れ内でも別々の場面で逆走を行うと、それぞれ違反として扱われます。
点数累積のポイントと特例制度
違反点数は過去3年間で累積され、一定点数に達すると免停・免許取消の処分対象になります[参照]。
なお、軽微な違反(3点以下)であっても、2年間無事故無違反+違反後3ヶ月無事故であれば、その点数が累積対象から除外される特例措置があります[参照]。
事故と点数の加算の関係
事故を起こすと、事故種別によっては追加点数(付加点数)が発生します。例えば、軽傷事故では2〜6点が追加されることがあります[参照]。
つまり、逆走による違反点2点に加え、事故の重大度に応じた付加点も別途加算されます。
まとめ:逆走は回数分“しっかり”点数が加算される
逆走は、回数ごとに2点ずつ加算されます。事故を伴うと、さらに付加点も加わるため、点数が一気に高くなる可能性があります。
軽微な違反でも繰り返せば無視できない累積点数になりますので、安全運転と無違反の継続を心がけましょう。