SNSで脅迫・顔写真の悪用被害に遭ったら?高校生でもできる正しい対処法

最近増えているSNS上での脅迫や詐欺行為。特にWhatsAppやInstagramなどのアプリを通じて、顔写真を悪用される被害が報告されています。この記事では、写真の合成や金銭要求といった悪質なトラブルに巻き込まれた際、実際にできる行動や警察対応について具体的に解説します。

顔写真を悪用され脅迫されたらまずやるべきこと

・相手とのやり取り(チャット、画像、録画など)はすべて証拠として保存しておきましょう。画面録画やスクリーンショットは非常に有効です。

・相手との今後の連絡はすべて無視してください。要求に応じると、被害が拡大する危険性があります。既に送ってしまった場合も、さらに金銭を払ってはいけません。

警察への相談は有効?どんなことをしてくれるのか

脅迫やリベンジポルノまがいの行為は「名誉毀損」「脅迫」「私事性的画像記録の提供等による被害防止法違反」に該当する可能性があります。未成年でも、証拠があれば警察は対応してくれます。

特に、サイバー犯罪相談窓口や最寄りの警察署の生活安全課が専門対応するケースが多く、証拠を持って行けばそのまま被害届や相談記録を取ってもらえます。

今すぐできる追加対策

  • ・WhatsAppなど該当アプリのブロック&通報を行う
  • ・プロフィール画像・個人情報の公開範囲を見直す
  • ・使用したSNSの運営元に対して「画像悪用・なりすまし」の通報
  • ・自分の名前や写真で検索し、ネット上への拡散が始まっていないか定期的に確認する

また、警察庁サイバー犯罪相談窓口では都道府県ごとの連絡先を一覧で確認できます。

加害者の多くは外国人アカウント:冷静に対応を

この手の詐欺行為の多くは、東南アジアやアフリカ(特にナイジェリア)からのもので、実際には画像の拡散や法的執行がされないケースも多いです。

しかし、「本当に晒されるかもしれない」という不安を突くのが手口の一つ。感情的に対応せず、一貫して無視・通報・証拠保全・警察相談が基本姿勢です。

周囲への相談も視野に:一人で抱え込まないこと

特に未成年の被害では、家族や信頼できる大人に相談することが大切です。高校や学校にもスクールカウンセラーが在籍していれば、サポートが受けられることもあります。

また、法務省の「子どもの人権SOS」なども無料相談先として利用可能です。

まとめ:勇気を持って行動を。被害の拡大を防ぐために

悪質な脅迫や詐欺に遭ったときは、・証拠保全 ・無視 ・通報 ・警察への相談の4点を迅速に行うことが被害拡大の抑止に繋がります。

高校生であっても、警察はきちんと対応してくれます。自分を守るために、必要な支援を求めることを恐れず、行動に移しましょう。

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