メルカリで普通郵便を使った発送中に商品が届かない…そんなトラブルが起きたとき、購入者・出品者の立場それぞれでどう対処すべきか、安心して取引を完了するための手順を整理しました。
🚚 普通郵便は補償も追跡もない発送方法
定形外やスマートレターなど普通郵便は補償・追跡☑なし。万が一紛失しても日本郵便に調査申請はできますが、補償が受けられるとは限りません。補償とは無関係な点にご注意ください。
購入者が「届いていない」と連絡しても、出品者は調査やキャンセル対応を必ずしなければならないわけではありませんが、適切な対応がお互いの信頼につながります。
出品者の対応フロー
- 📌 購入者から未着報告を受けたら、まず郵便局に調査依頼(ネットや窓口で可能)
- 調査には1週間~1か月ほどかかる場合あり :contentReference[oaicite:0]{index=0}
- 調査結果が出たら結果を購入者へ連絡し、見つからなければ購入者と話し合ってキャンセル対応を検討
- 双方が合意すれば「取引メッセージ内のボタン」か事務局経由でキャンセル処理が可能 :contentReference[oaicite:1]{index=1}
購入者の動き方
- 発送通知から5~7日経っても届かない場合は出品者へまず連絡
- 出品者が調査依頼を行わない場合や返信がないときは、メルカリ事務局へ相談可能 :contentReference[oaicite:2]{index=2}
- 追跡あり発送(メルカリ便等)であれば、事務局が介入して保証対応が進められます
到着後に盗難があった場合の対応
万一「届いたが中身を盗まれた」等のケースでは、メルカリ便以外では補償対象外になります。ただし事務局への相談・購入者との話し合いは可能です。
不着と盗難、対応の違いまとめ
事案 | 補償・キャンセル可否 |
---|---|
普通郵便で未着 | 調査→手続きに応じて両者合意でキャンセル可能 |
普通郵便で到着後盗難 | 補償なし。まずは話し合い・事務局相談 |
メルカリ便(追跡)で未着・破損 | 事務局が介入し、保証・返金対応あり |
✅ 結論:未着でも出品者が必ずキャンセルすべき?
法律上、出品者が自動的にキャンセルする義務はありませんが、「普通郵便は補償なし」であることを事前に購入者と共有していない場合はトラブルになりやすいです。
双方が納得すればキャンセル処理は可能で、事務局にも対応を依頼できます。購入者はまず相手に連絡、出品者は調査と誠実な対応を心がけましょう。
まとめ
普通郵便の未着トラブルでは調査依頼→購入者との話し合い→合意に基づくキャンセルが正攻法。保証を重視するなら追跡ありの発送方法を選ぶことがお互いの安心につながります。