最近話題の「合法リキッド」を寝る前に吸う彼女。大麻リキッドに似ていて不安、結婚を控えショック――本当に安心して良いのでしょうか?この記事では、違法成分の可能性と法律上のリスク、安心できる見極め方を詳しく解説します。
合法リキッドと「大麻リキッド」はどう違う?
大麻リキッドはTHC(テトラヒドロカンナビノール)などの幻覚成分が高濃度で含まれており、電子タバコで吸引すると大麻取締法違反になります。特に2016年以降、警察の摘発件数が急増しています[参照]
一方、合法CBDリキッドは、成熟茎や種子由来のCBDのみを含み、精神作用がないため違法性はありません[参照]。ただし、THC混入リスクは完全には否定できません。
もし違法成分が混在していたら?逮捕・処罰の条件
日本の麻薬及び向精神薬取締法の改正により、THC混入製品は持つだけで「所持罪」に問われ、最大懲役7年の刑罰が科されます(2025年12月の法改正で「使用罪」も新設)[参照]。
ただし、「故意」が立証されなければ不起訴になる可能性も。すなわち、本人が違法性を知らずに使用していた場合、“知らなかった”という主張が争点となります[参照]。
彼女が逮捕される可能性は?ケース別のリスク分析
ケース① ホームページ上には合法と記載
販売者が「合法」と主張し成分表を提示していても、THCが微量含まれていた場合には逮捕対象となります。
ケース② 自覚なし・試験証明なし
無知が立証材料になるとは限りません。混入のリスクを避けるためにも、第三者検査のある信頼できる商品を選ぶことが重要です。
安全性を見極めるためのチェックポイント
- 「第三者機関による分析証明書」があるか
- THC濃度が「0.01%以下」と明記されているか
- 製造元や輸入元が明示されているか
- 消費生活センターでも類似製品への相談事例あり
東京都の消費生活センターにも、CBDリキッドにTHC混入の相談が複数寄せられています[参照]。
法律的なリスクを回避するには?実例と助言
■【実例】2020年、埼玉県の商社が販売したCBDオイルからTHCが検出され、厚生労働省が回収を要請したケースがあります[参照]。
■【助言】信頼できる販売ルートから購入し、不安な場合は証明書付きの商品を選ぶ&第三者検査を依頼しましょう。自主的な検査記録があれば「故意ではない」として法的リスク低減につながります。
まとめ:安心と結婚のためにできること
・大麻リキッドと合法CBDリキッドは成分・法律的に大きく異なる
・THC混入があれば逮捕リスクあり、使用罪の導入でさらに厳格化
・「知らなかった」では回避できない可能性もある
・検査証明付きの商品を選ぶ・第三者分析を行うことでリスク回避が可能
将来を考える二人にとって、安全性の根拠ある判断と信頼できる情報収集が関係維持にも重要です。