エアコンマイスター（運営：株式会社アシスト）経由で手配された施工業者による高額請求や追加料金トラブルは、消費者センターにも多数報告されており、特に『調査費』『追加ガス充填費』などで不当な請求を受けるケースが目立っています。
エアコンマイスターとはどんな仕組み？
エアコンマイスターは、複数の下請け業者を斡旋するマッチング型プラットフォームです。利用者はサイトで申し込むものの、実際の作業は運営会社とは別の下請け業者が行うため、技術や対応品質に大きなバラつきがあります。
たとえば「安心価格」や「出張費・見積り無料」を謳っていても、現地では調査費や基本料金と称して数千円〜数万円が請求されるケースが頻発しています。実際に「調査費10,000円＋除去25,000円＋消費税込38,500円」といった高額請求の報告があります。
実際に報告されている被害事例
ある利用者は、見積りなしのまま「コンセント交換35,000円」「2台で計75,900円」を現金で請求され、その場で撤収。写真や明細を受け取らずに支払わされたといいます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
別のケースでは、「診断料8,800円＋ガス補充42,000円」を現地で請求され、翌日には冷房が効かなくなり、運営元にも関係ないと断られた報告もあります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
なぜ被害が続くのか？構造的な問題
仲介プラットフォームが下請け業者を多数抱え、実態把握や品質管理が追いつかないことが大きな要因です。消費者センターにも「説明と違う追加料金」「保証が曖昧で泣き寝入り」といった相談が頻出しています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
トラブルに遭ったときの対処法
①消費者生活センター・国民生活センターに相談
証拠（写真・録音・契約書・領収書など）をまとめ、公的機関へ通報しましょう :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
②クーリングオフ制度や契約解除
訪問販売・電話勧誘後の契約であれば、原則8日以内ならクーリングオフが可能です。
③記録を残し冷静に対応
追加請求された場合、領収書・見積書・口頭説明などを記録し、客観的な証拠を残すことが重要です。
被害を避けるための予防策
✅地域で信頼できる業者を選ぶ
✅事前に詳細な見積りと書面での説明＋保証内容を確認
✅追加料金の条件・金額・タイミングを明確にしておく（「◯◯の場合は△△円」など）
✅「調査費」や「基本料金」は本当に必要か？疑問に思ったら他の業者にも見積りを依頼し比較しましょう。
公的機関のサポート体制
国民生活センター等は平日・休日ともに無料で相談を受け付けています。特に休日はホットライン（188）で対応可能 :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
まとめ
エアコンマイスターのような仲介サービスは便利ですが、下請け業者の質や料金トラブルへの対応が不透明になりがちです。必ず書面で見積りを確認し、証拠を残すことが、トラブル回避・早期解決につながります。万一のときは消費者センターへ相談を。