見知らぬ国際番号からの着信は不安を招きやすく、とくに番号に「+1」やアメリカ地域の市外局番が含まれていると、「警察や公的機関からの電話ではないか」と心配になる方も少なくありません。この記事では、+18331490110のような番号からの着信の正体や注意点、対応策をわかりやすく解説します。
+1833から始まる番号とは?
+1は北米(アメリカ・カナダ)地域の国際電話コードです。その後の「833」はアメリカ国内で使われているフリーダイヤルの番号帯で、日本でいうところの「0120」に近い存在です。
つまり、+1833〜で始まる番号は公的機関というよりも、民間のコールセンターやマーケティング業者、あるいは詐欺目的の発信である可能性もあります。
この番号は本当に警察からの電話?
日本の警察や行政機関が海外番号(+1など)を使って個人に電話をかけることはまずありません。警察署からの連絡は通常、非通知か地域番号(例:03、06、011など)を用います。
したがって、+18331490110という番号は警察とは無関係と考えてよいでしょう。
よくある詐欺の手口と特徴
国際番号からの着信には次のような詐欺パターンがよくあります。
- 「あなたの口座が凍結されました」といった不安を煽る内容
- 英語またはカタコトの日本語で自動音声が流れる
- かけ直すと高額な通話料を請求される
このようなケースでは、絶対に折り返し電話をかけてはいけません。
不審な着信を受けたときの正しい対応
+18331490110のような不明な番号からの着信に対しては、次の行動を取りましょう。
- 番号を検索して、迷惑電話情報サイトを確認する
- 着信を無視し、折り返しは絶対にしない
- スマホの迷惑電話対策アプリで着信をブロックする
さらに、AndroidやiPhoneの標準機能で不審な着信を自動で検出・警告表示する設定を活用するのも効果的です。
万が一電話に出てしまったら?
電話に出てしまっても、こちらの名前や住所、クレジットカード情報などの個人情報は決して伝えないようにしましょう。相手が何かを聞き出そうとしてくる場合は、すぐに通話を終了してください。
不安が残る場合は、消費者ホットライン(188)や警察相談専用ダイヤル(#9110)などに相談することも可能です。
まとめ:+18331490110は警察ではない、冷静な対処を
+18331490110からの着信は、アメリカ国内のフリーダイヤルからのもので、日本の警察とは無関係です。詐欺や迷惑電話の可能性があるため、安易に折り返したり個人情報を伝えたりしないよう注意しましょう。まずは冷静に番号を確認し、適切にブロック設定などで対処することが大切です。