オリコのロードサービス利用中に予想外のトラブルで高額な請求を受けたら、不安や怒りを感じるのは当然です。本記事では、消費者として知っておくべき対応策や権利について整理しました。
ロードサービス契約の基本と料金設定の仕組み
多くのクレカ提携ロードサービスは、一定範囲までは無料ですが「砂にはまった」「雪にはまった」などの状況では出動や作業に追加料金が発生するケースがあります。
提携業者が価格を決めている場合、契約会社(オリコ)は直接請求額を把握しにくく、利用者へ明細を出しやすくないこともあります。
法的に請求を拒否できるケースはある?
明細や作業内容の説明がないまま高額請求された場合、消費者契約法上「説明義務違反」となり、請求が無効になる可能性があります。
さらに「相当性がない高額請求」は「不当な取引条件」と判断されるケースもあります。消費者センターなどで相談しましょう。
具体的な対処のステップ
- ①まずは請求書の明細・作業詳細を文書で要求する。
- ②消費生活センターへ相談し、紛争解決のあっせんやADRの活用を検討。
- ③裁判外紛争解決制度(ADR)や簡易裁判所での少額訴訟を視野に。
- ④最終的に支払い拒否の場合は、支払い督促や訴訟の可能性などに備え対応。
契約会社(オリコ)への対応と役割
提携会社への対応については契約会社も利用者の代理相談や仲介が可能です。「提携会社の高圧的な対応は問題だ」と伝えて、契約会社にも連絡を依頼することで圧力がかかる場合があります。
また、クレジットカード付帯サービスの契約解除やロードサービス自体の見直しも選択肢として有効です。
まとめ
・高額請求をそのまま受け入れる必要はありません。
・明細や根拠の提示を求めることは消費者の正当な権利です。
・説明が不十分なら消費生活センターやADRへ相談し、解決を目指しましょう。
泣き寝入りせず、権利を行使することで納得のいく解決に繋げられます。