今年6月に札幌市から那覇市へ転入した場合、那覇市で投票できるのか、それとも札幌まで戻らなければならないのかは気になりますよね。本記事では選挙人名簿の登録タイミングや移転後の投票先を詳しく解説します。
選挙人名簿への登録には“3ヶ月以上”必要
那覇市に転入届を出すと、転入日から3ヶ月以上住民登録が続いていると選挙人名簿に登録されます。
例えば6月中旬に届出した場合、9月以降にならないと新住所地で投票できません。
転入届後3ヶ月経過しない場合の投票方法
3ヶ月未満で名簿登録前なら、那覇市での投票はできません。
ただし、転出前の札幌市では「転出日から4ヶ月以内」であれば、旧住所地で普通に投票できます。
不在者投票(期日前)も利用可能ですので、札幌まで戻すのが大変な場合は書面請求して那覇で不在者投票ができます。
国政選挙と地方選挙で扱いは異なる
- 国政(参院・衆院)選挙:新住所名簿登録までは旧住所で投票可。
- 都道府県・市町村選挙:転出日から4ヶ月は旧住所で投票可能、転入先では3ヶ月経過し名簿登録後から投票可能。
実例:6月引越し→7月参院選の場合
6月中に転入したなら、7月の参議院選挙では那覇市名簿登録に未達成なので、札幌市で投票、または那覇市経由で不在者投票となります。
転入届翌月に届く投票通知ハガキの住所にも注意が必要です。
まとめ:那覇市投票までのチェックリスト
- 🔹 転入届を出した日付を控える
- 🔹 「転入から3ヶ月以上」なら那覇で投票可能
- 🔹 「転出から4ヶ月以内」なら旧住所(札幌)で投票可能
- 🔹 不在者投票も活用できる
まとめ
結論として、今年6月に札幌から那覇へ引越した場合、那覇市で投票できるのは転入から3ヶ月以上経過して名簿登録された後です。登録前であれば旧住所地である札幌で投票、あるいは不在者投票を利用できます。
投票用紙が届く住所と名簿登録の状況をよく確認し、自分にあった選択肢を選びましょう。