見慣れない「25」から始まる電話番号から着信があると、誰からかかってきたのか不安になることがあります。特に、国番号や市外局番では見かけない形式だと、詐欺や架空請求ではないかと疑ってしまう方も少なくありません。今回は、25-9242-7811のような番号からの着信について、考えられる発信元や対処方法を詳しく解説します。
「25」から始まる電話番号の正体とは？
「25」で始まる電話番号は、国内の市外局番や携帯番号とは異なります。日本の市外局番には「025（新潟）」や「052（名古屋）」などが存在しますが、「25」のような2桁ではじまる番号は基本的に存在しません。このため、考えられる可能性としては以下のようなものが挙げられます。
- 国際電話（海外発信）：たとえばアフリカのアンゴラ（国番号+244）やモザンビーク（+258）など、2で始まる国番号も多数存在します。
- IP電話・営業電話：一部のIP電話や自動発信サービスでは非定型の番号が表示される場合もあります。
- 詐欺・なりすまし：発信元番号を偽装する「スプーフィング」が使われることもあり、実際には存在しない番号が表示されることもあります。
実際にあった事例とユーザーの声
実際に「25-XXXX-XXXX」形式の番号から着信を受けた人の中には、営業電話や海外発信と推測されるものが多数報告されています。中には、「ワン切り」で折り返しを誘導するような手口や、出ると無音のケースも見られます。
例えば、ある利用者は「25-9242-7811から着信があり折り返すと『この番号は現在使われておりません』と流れた」と証言しており、スプーフィングによる可能性が高いと思われます。
このような着信があった場合の安全な対処法
知らない番号からの着信には基本的に折り返しをせず、番号検索サイトで調べてから対応するのが安全です。信頼できる番号でない場合、無視するのが一番の防御策です。
また、スマートフォンには不審な電話を自動でブロックする機能やアプリも多数存在します。例えば、「Whoscall」や「Truecaller」などは世界中の迷惑電話データベースと連携しており、有害な番号を特定してくれます。
もし出てしまった場合に気をつけるべきこと
電話に出てしまったとしても、相手が不審な内容を話した場合はすぐに通話を切りましょう。特に「お金に関する話」「個人情報の確認」「SMSでURLを送る」などの行動を取られた場合は、警戒してください。
通話後に不審なSMSやメールが届いたり、携帯料金に身に覚えのない国際通話料が請求されるようであれば、通信キャリアに早急に相談を。
番号の出どころを調べる方法
見慣れない番号があった際は、「電話番号 検索」「○○○○-○○○○ 番号」といったキーワードで検索すると、迷惑電話情報共有サイトにヒットすることがあります。
また、電話帳ナビやjpnumberなどのサービスを活用することで、過去にその番号から着信があったユーザーの口コミや傾向も確認できます。
まとめ：正体不明な番号には冷静に対応を
「25」から始まるような異例の電話番号は、国内発信ではない可能性が高く、安易に折り返すことは避けた方が安全です。信頼できる番号検索サイトや通話ブロックアプリを活用し、トラブルや詐欺被害に巻き込まれないよう、日頃から警戒心を持って対処することが重要です。