「無料でライブ配信が観られる」と誘導され、クレジットカード情報を入力させる詐欺まがいのサイトが増えています。この記事では、登録してしまった後の対処法や、今後のリスク、再発防止策についてわかりやすく解説します。
怪しい登録をしてしまったら最初にすべきこと
まず、カード情報を入力した段階で請求が確定するわけではありません。ですが、サブスクリプション契約が成立していると、後から課金される可能性があります。
登録直後に気づいた場合、すぐにカード会社に連絡してカードの停止・再発行を依頼することが重要です。カードを解約したことは正しい対応です。
サブスク登録解除しないと請求されるのか?
一般的なサブスクは、カード情報が有効である限り定期請求が継続される仕組みです。ただし、今回のようにカードを解約してしまえば、それ以上の請求は行われません。
さらに、メールアドレスも変更しており、アカウント情報が無効化されていればほぼ安全といえます。
チャットで「解約済み」と返答された場合の信頼性
詐欺まがいのサイトであっても、一定の問い合わせ対応を装っていることがあります。チャットで「このアカウントは解約済み」と言われた場合、その画面のスクショを保存しておくのがベストです。
スクリーンショットや送受信履歴は、もし請求が来た際の証拠になります。
よくある詐欺の手口と見抜くポイント
- 「今だけ無料」「登録は数ステップだけ」など急がせる誘導
- カード情報を求めるが詳細な説明がない
- 規約が極端に小さい文字で書かれている
- 運営元の会社情報や特商法表記が不明瞭
上記に一つでも当てはまったら、そのサイトは非常に危険と考えましょう。
実例:よくあるライブ配信詐欺の流れ
・Twitter(X)のURLから誘導
・無料視聴のため登録を促される
・カード情報を入力させ、初回は0円表記
・数日後に「自動課金」が始まる
・キャンセルは分かりづらい手順、もしくは不可
このようなケースでは、多くの人が初回0円と表示された安心感から油断してしまい、知らぬ間に契約してしまうのが特徴です。
安心のために今後すべきこと
- カード明細を翌月以降もチェックし、不正請求がないか確認
- クレジットカード会社の不正利用補償制度も利用可能
- 今後は、警察庁のサイバー犯罪対策ページや国民生活センターの情報を参考にする
まとめ:早期対応で被害は防げる
今回のようにカードを解約し、メールアドレスも変更、さらに解約の返答も得ている場合、基本的には追加の被害は考えにくいです。
ただし、今後の明細チェックと警戒心を忘れずに。もしも請求が発生した場合は、カード会社に連絡し、不正請求として対応してもらいましょう。