“+1 811”からの見知らぬ着信は高額請求の危険あり?リスクと正しい対応を解説

「+1 811」や「811」で始まる見知らぬ番号から電話がかかってきたら、高額請求や詐欺のリスクはあるのでしょうか?ワン切り詐欺や番号偽装の手口を知っておけば、焦らず正しい対応が可能です。本記事では、実際の事例や警察・キャリアの注意喚起を交えて解説します。

“+1 811”は存在しない国番号を偽装

「+1 811」はアメリカ・カナダで通常使われない番号で、実在しない架空の国際電話番号である可能性が高いです。番号偽装(スプーフィング)で表示されているだけのケースが大多数です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

折り返すと高額通話料金が発生する可能性

「ワン切り詐欺」と呼ばれる手口で、折り返しを促して高額な通話料が課金されるしくみです。1分あたり数百円から数千円と高額になるケースが報告されています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

出ただけでは請求対象にならないが注意が必要

着信だけで通話料が課金されることは通常ありませんが、折り返した場合は相手国へ発信する通話となるため高額請求の対象になります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

また、通話中にボタン操作を促す偽アナウンスが流れ、暗証番号入力でさらに被害が及ぶことも報告されています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

警察や携帯各社も注意喚起

NTTドコモやトレンドマイクロなどの公的機関も「+1など、国際番号からの着信には折り返さないように」と呼びかけています :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

警察庁も詐欺被害防止を目的に番号偽装を使った電話の被害について啓発活動を継続中です :contentReference[oaicite:5]{index=5}。

被害を防ぐ3つの対処方法

  • 知らない「+」付き番号には絶対に出ない・折り返さない
  • 着信履歴を残し、端末で着信拒否・ブロック設定
  • 不審な電話を受けたら、警察(#9110)や消費生活センター(188)へ相談

実例:+1(811)に出たケースと被害報告

「+1(811)942…」からの着信に出て自動音声が流れた事例では、高額の通話料発生リスクがあったとの報告があります :contentReference[oaicite:6]{index=6}。

まとめ

・“+1 811”は実在しない詐欺番号で、折り返すと高額請求対象になる可能性がある

・着信だけでは料金は発生しませんが、折り返しは厳禁です。

・不審な番号からの着信は無視し、ブロックし、必要なら公的相談窓口に連絡しましょう。

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