インスタ等で「m.burberryshop.vip」など偽バーバリーサイトに誘導され、430,000円もの被害を受けたとの相談が急増しています。この記事では、同様の騙され方から身を守る方法や、被害発覚後にすべき公的な対応を整理します。
被害に遭った報告例と特徴
「burberryshop.vip」は外観が本物そっくりながら、新設ドメイン・運営者情報非公開・SSLなしという典型的な偽ブランド通販サイトです。
スキャムチェックサイトでも警告レベルが非常に低く、詐欺の可能性が高いとされています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
RedditなどのSNSでの被害事例
Redditの報告では、偽サイトに誘導され高額請求されるケースが複数存在し、「Venmoで支払いを要求された」「届いた商品が偽物だった」とリアルな声も散見されます:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
こうした被害では、支払い後にアカウントをブロックされて連絡が取れなくなるケースも多くあります。
警察・公的機関への報告手順
日本では最寄りの警察署か、サイバー犯罪対応窓口へ被害届を提出できます。
また、米国在住の場合はFTC(報告サイト: ReportFraud.ftc.gov)や、英国ではAction Fraud(電話:0300 123 2040)など各国公的機関への通報が有効です:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
被害後の具体的な対応:
- 支払った証拠の保存(支払い履歴、画面キャプチャ等)
- 支払い手段提供元への連絡(クレジットカード会社、PayPay等)
- 念のための口座・パスワード変更や不正アクセス監視
- 警察への被害届提出と公的な記録化
さらに、口コミやSNSで情報共有することも、他者の被害を防ぐ手段になります。
同様の詐欺に遭わないための事前対策
・正規サイトのURL(https://www.burberry.comなど)を直接確認する
・SSLロックアイコンやドメイン年数をチェック
・あまりに安すぎる価格には警戒
スキャムチェッカーや悪質判定サイトで事前にドメインを調査するのも有効です。
被害届後の期待と注意点
警察へ申告すれば捜査・記録はされますが、海外運営者の場合、実際に返金まで至るケースは少ないのが実情です。
それでも、被害届は今後の国際連携捜査や、同様被害防止につながる重要な第一歩です。
まとめ
「m.burberryshop.vip」など偽ブランド通販サイトは、外観が巧妙でも内部は極めてリスクが高い詐欺の温床です。被害に遭った際は、支払い証拠の収集・警察・支払い元への速やかな連絡が重要です。
そして今後は、公式サイトURL確認・SSLチェック・安すぎる商品価格の警戒など、事前対策も徹底しましょう。