突然の交通事故、特に初めて通る道での当て逃げやバイク事故は混乱を招きやすいものです。この記事では、事故発生場所の警察署がわからないときの確認方法と、損保会社との連携のために必要な情報の取得手順について解説します。
事故現場の警察署がわからないときにまず確認すべきこと
事故発生時に警察を呼んだ場合、現場に出動した警察官が所属する警察署がその地域の管轄署です。まずは、通報時に使ったスマートフォンの通話履歴から警察との通話履歴を確認し、折り返すことが有効です。
また、警察官から受け取った名刺や事故受付票、調書の控えがあれば、そこに管轄署名が記載されていることがあります。
位置情報から警察署を調べる方法
Googleマップの「タイムライン」機能を使うことで、事故当日の通行ルートや立ち寄った地点を確認できます。これにより、事故が発生したと思われる交差点や地名を特定でき、該当する警察署を絞り込めます。
タイムライン機能はGoogleアカウントと位置情報の記録がONになっていれば自動的に利用可能です。
警察署を調べる公式サイト
東京都内の場合、警視庁 警察署一覧から各署の住所・電話番号を確認できます。
おおよその地名・交差点がわかれば、Googleで「〇〇町 警察署」などで検索して特定することも可能です。
自分で判断が難しいときの問い合わせ先
事故発生時に110番した場合、管轄警察署に情報が記録されています。わからない場合は「#9110」へ電話すると、警察総合相談窓口が最寄りの警察署の案内を行ってくれます。
また、損保会社に「事故発生時間と場所の情報」を伝えれば、独自に照会をかけてくれる場合もあります。
保険会社とスムーズに連携するために
事故発生場所が曖昧でも、以下のような情報があれば保険会社側で管轄警察署を特定できる場合があります。
- 事故発生日時
- 交差点や店舗などのランドマーク名
- 通報時に使った電話番号
- 事故現場の写真やドライブレコーダー映像
これらを事前に整理しておくと、保険会社とのやり取りがスムーズになります。
まとめ|焦らず確認すれば解決できます
交通事故の現場が不明でも、冷静に警察・保険会社・スマホ履歴などの手段を使えば、該当の警察署を特定できます。特にGoogleマップの履歴や110番記録は有効な手がかりです。
万が一に備え、位置情報の履歴保存や事故時の写真記録を普段から意識しておくと、いざという時に大きな助けになります。