動画配信サービス「U-NEXT」は、31日間の無料トライアルが魅力ですが、「無料なのに請求が来た」「詐欺なのでは？」と感じる利用者もいるようです。本記事では、トライアル中に課金される理由や返金の可否について詳しく解説し、誤請求を防ぐためのポイントもご紹介します。
U-NEXTの無料トライアルの仕組みとは
U-NEXTの無料トライアルでは、初回登録時に31日間の月額プラン（2,189円）が無料になる仕組みです。しかし、すべてのコンテンツが無料になるわけではなく、有料作品（ポイント作品）は別途課金となります。
トライアル登録時には600円分のU-NEXTポイントがもらえますが、それを超える有料作品を視聴すると、その分が即時課金対象になります。
登録直後に請求される主な原因
無料トライアル中なのに料金が引き落とされた場合、以下のようなケースが考えられます。
- 有料作品を視聴した（ポイント超過）
- 雑誌読み放題の「ブック」ではなく、有料電子書籍を購入した
- ファミリーアカウントの誰かが課金コンテンツを購入した
- アプリ内決済で登録し、App StoreやGoogle Playの課金が反映された
特にiPhoneユーザーの場合、U-NEXTアプリから登録するとApp Store経由の請求（月額2,400円）になるため、即日課金が発生するケースもあります。
返金はできるのか？U-NEXTの対応方針
基本的に、U-NEXTは「自己責任」の原則に基づいており、ユーザー側の操作による課金に対しては返金不可としています。しかし以下のような場合には返金される可能性もあります。
- 二重請求が発生していた
- 明らかなシステムエラーがあった
- App Store決済でApple経由の申請により承認された
U-NEXT公式サイトのカスタマーサポートや、App Storeの「購入履歴」から返金申請が可能です。
課金を防ぐために気をつけたい設定と対策
U-NEXTを安全に利用するために、以下の設定を確認しておきましょう。
- ペアレンタルロック機能でファミリーアカウントの購入制限
- ポイント使用設定で、超過課金をブロック
- 有料作品を視聴前に必ず確認（「ポイント」マークに注意）
- ブラウザから登録し、アプリ内課金を回避
また、無料期間終了後は自動で有料プランに移行するため、不要な方は期限内に「契約の解約」手続きを行ってください。
まとめ：U-NEXTでトラブルを避けるために
U-NEXTは安心して使える正規の動画配信サービスですが、利用方法を誤ると思わぬ課金が発生することもあります。無料トライアルを有効に活用するためには、有料コンテンツと無料コンテンツの区別、アプリ内決済の影響、ポイントの範囲などを正しく理解することが重要です。
万が一請求が発生してしまった場合でも、冷静に明細を確認し、必要に応じてサポートへ問い合わせましょう。登録前に知っておけば、防げる課金もたくさんあります。