最近、0120から始まる番号による「dカードプラチナ」への勧誘電話が話題となっています。一部では、正規のドコモ関係者を装った不審な営業電話ではないかという疑いもあるようです。この記事では、そうした電話の見分け方と安全な対処法を解説します。
0120番号からのdカードプラチナ勧誘、その正体は?
「0120」から始まる番号はフリーダイヤルで、企業が顧客対応や営業でよく使用します。dカード関連の正規の勧誘でも使われることがありますが、中にはドコモやカード会社を装った詐欺的な勧誘も存在します。
実際に寄せられた口コミの中には、「生年月日を聞かれた」「ゴールドからプラチナに変えるようにしつこく勧誘された」といった内容が多く、正規の案内とは考えにくい対応も目立っています。
正規のドコモ勧誘と詐欺の見分け方
- 本人確認が早すぎる:正規では契約前にいきなり生年月日などの個人情報を聞くことは少ない
- 強引な勧誘:断っても何度もかけてくる、割引やポイント還元を誇張するなど
- 会社名や部署を名乗らない:正規の営業であれば必ず社名・部署名を名乗ります
- 口コミで警戒されている番号:番号検索で「迷惑」「詐欺」「しつこい」と出るなら要注意
心配な場合は、電話を切って公式サイトやdカードセンターへ直接問い合わせて確認しましょう。
生年月日を聞かれたらどうする?詐欺リスクに注意
生年月日は、他の情報と組み合わせることで個人を特定しやすくなる重要な個人情報です。SNSや住所情報と一緒に流出すると、なりすましや金融被害に発展する可能性もあります。
電話で生年月日やクレジットカード番号、暗証番号などを聞かれたら、絶対に答えないようにしてください。
dカードゴールドのままで良い?プラチナへの切替の必要性
dカードプラチナは年会費が高い分、特典も多いのは事実です。しかし、自分にとって本当にお得かは生活スタイル次第です。ゴールドカードでも十分という方は、無理に切り替える必要はありません。
切替の検討は、自分で納得してから。営業電話で急かされて決めるものではありません。
しつこい勧誘電話への効果的な断り方と対応策
- はっきりと「不要です」と断る:曖昧な返答は逆効果
- 「この番号には今後かけないでください」と伝える
- 番号を着信拒否に登録
- 必要に応じて消費者ホットラインへ相談:188(いやや!)
また、迷惑電話防止アプリを導入するのも有効です。
まとめ:冷静に判断して、大切な情報は守ろう
0120番号からのdカードプラチナ勧誘は、必ずしも詐欺とは限りませんが、信頼できないと感じたら決して個人情報を伝えずに対応しましょう。
カードの切替や申込は、公式サイトやアプリなど、信頼できるチャネルで自分の意思で行うのがベストです。しつこい勧誘は毅然と断り、大切な情報と生活を守りましょう。