海外からの番号「+29537197329」から着信があり、「インターネット・ホットラインセンター」の名を名乗り、“利用停止になる”などと音声案内された場合、これは典型的な詐欺電話と考えられます。
なぜこの電話は詐欺とされるのか
インターネット・ホットラインセンター(IHC)は違法情報通報の公的機関ですが、個人に直接電話をかけることは一切ありません。警察庁から業務委託を受けていますが、電話で連絡する制度は存在しません。
また、「第三者通報により利用停止」「詳しくは1を押してください」といった文言は、IHCを騙る詐欺であると自治体や警察も注意喚起を行っています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
電話に出てしまった/1を押してしまった場合の対応
通話して「1を押す」などの操作をしてしまうと、自動的にオペレーターにつながるケースも報告されており、そこから個人情報を聞き出そうとする詐欺の可能性があります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
そのため、一度電話に出てしまった場合でも、詳細を押さず無視または削除して問題ないとされています。既に押してしまった場合でも、折り返しや通話応答を避け、様子を見るのが安全です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
詐欺電話の特徴と判断ポイント
- 発信元が「+295」など海外の番号である
- 自動音声で「利用停止」「通報」「1番を押す」などと警告的な文言
- IHCやNTTなど公的機関の名前を使って恐怖を煽る手口
これらはいずれも詐欺の典型であり、軽信しないことが重要です。
安全対策と今後の対応方法
① 不明な国際番号からの着信は無視または留守電に転送し、後で内容を確認
② スマホ設定で「不明な発信者を消音」などを活用し、自動で留守電へ送るようにする(iPhoneのライブ留守電など):contentReference[oaicite:3]{index=3}
③ キャリアやスマホ設定から国際電話や不審番号の受信を制限・ブロックする
もし被害に不安がある場合は
最寄りの消費生活センターや警察の生活安全課に相談することが推奨されます。また、録音されていた留守電があれば証拠として提供することも可能です。
まとめ
今回の「+29537197329」などからのインターネット・ホットラインセンター名乗る電話は、複数の報告から確認されている詐欺電話です。音声案内に従って操作することなく、無視するのが賢明な対処です。