イギリス旅行中の18歳観光客が知っておくべきお酒・タバコ・ギャンブルの合法ライン

イギリスは世界的にも法制度が整備された国であり、飲酒・喫煙・ギャンブルの年齢制限も明確に定められています。では、日本からの18歳の観光客がイギリス滞在中にそれらを行うことは合法なのか?この記事では、イギリスの法律に基づいたルールと注意点を詳しく解説します。

基本ルール:イギリスでは18歳から合法

イギリス(イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランド共通)では、以下の行為がすべて18歳以上で合法とされています。

  • アルコールの購入および飲酒(店内飲酒・自宅持ち帰り含む)
  • タバコ・電子タバコ(vape)の購入と喫煙
  • カジノ・ブックメーカー・宝くじ等のギャンブル全般

つまり、現地の法律上は、18歳の観光客もこれらをイギリス国内で合法的に行うことができます。

国籍・滞在資格に関係なく適用される

イギリスの法令は「滞在者の年齢」に基づいて適用されるため、国籍や観光ビザなどの滞在資格にかかわらず、その場にいる人間が18歳以上であれば利用は合法とされます。

観光目的で滞在している日本人であっても、イギリス滞在中は現地法が適用されます。日本の成人年齢や規制は影響しません。

実際の現場での注意点:ID提示は必須

イギリスでは、法律で18歳以上でも、見た目が若く見られる人は年齢確認が求められるケースが非常に多いです。

多くの店舗やパブは「Challenge 25」というポリシーを採用しており、25歳以下に見える人にはID(パスポートなど)の提示を求めます。日本の運転免許証は原則無効とされる場合があるため、パスポートの原本を携帯しておくのがベストです。

アルコール・タバコ・ギャンブルごとの現地事情

●アルコール:18歳以上はパブでの店内飲酒・酒類購入ともに可能。ただし、深夜営業店舗では年齢制限が厳格な場合があります。

●タバコ:18歳以上であれば購入可能ですが、屋内公共施設(レストラン・駅・バス停など)での喫煙は禁止です。喫煙所が指定されていない場所では罰金対象になることもあります。

●ギャンブル:ブックメーカー店舗・カジノ・オンラインカジノも18歳以上で合法。ただし、一部のナショナル・ロッタリーやスクラッチカードなどは16歳から利用可能なものも存在します。

未成年と間違われないためのコツ

18歳になったばかりだと現地で17歳以下と誤解されるケースもあります。次の点に注意して行動しましょう。

  • 常にパスポートを持ち歩く
  • 大人びた服装・態度を心がける
  • 店舗スタッフには丁寧に対応する

特にアルコール類を提供する場面では、スタッフの判断が優先されるため、礼儀正しい態度が印象を左右します。

まとめ:18歳以上なら合法だが、ID持参は必須

イギリスでは、観光客であっても18歳以上であれば、法律上お酒・タバコ・ギャンブルはいずれも合法です。ただし、年齢確認や現場の対応によって利用可否が左右される場合があるため、パスポートの携帯と丁寧な対応を心がけましょう。

「イギリスでは合法」=「自由にできる」ではなく、現場のルールとマナーを守って、安全に楽しむことが大切です。

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