動画サイト退会後に請求が来た場合はどうする?無視・踏み倒しのリスクと正しい対応策

有料動画サイトで退会したはずなのに請求が継続されている。そんな事態に直面したとき、「無視しても大丈夫か?」「裁判になる可能性は?」と不安になる方も多いはずです。この記事では、退会後に課金請求された場合の適切な対応方法と注意点を法的観点からわかりやすく解説します。

有料サイトの退会手続きと課金の仕組み

多くのサブスクリプション型サービスでは、退会(アカウント削除)と課金停止(解約)は別の操作になっていることがあります。特に「プランの解約」を行わずに「ログアウト」や「アプリ削除」だけを行っていると、月額料金は自動で継続されることがあります。

「確実に退会した」と思っていても、サービス上は契約が継続中だった可能性があるため、マイページや登録メールの内容を再確認するのが先決です。

請求を無視した場合の法的リスク

請求を完全に無視して踏み倒すことは、法的には推奨されません。仮にサービス側が契約継続の証拠(利用規約や操作履歴)を提示できる場合、少額でも民事訴訟を起こされる可能性はゼロではありません。

ただし、多くの事業者は数千円〜1万円程度の請求で訴訟に踏み切ることはコスト的にも現実的ではないため、実務上は「催促→支払い督促→放置」となるケースが多いです。

誤請求と思ったときの正しい対応手順

  • まずはマイページから解約状況を確認
    請求日や解約日を照合し、解約が反映されていたかをチェック。
  • 運営に問い合わせる
    「退会済みのはずなのに請求が継続している」と記録付き(スクショ付き)で運営にメール・問い合わせフォームなどから連絡。
  • クレジットカード会社に連絡
    不明な請求や重複請求については、カード会社にチャージバックの申請相談が可能です。

これらを行っても解決しない場合は、消費生活センターや弁護士への相談も視野に入れましょう。

実例:請求後に対応したユーザーの声

ある利用者は「退会したつもりだったが『プラン解約』ができておらず、翌月も自動請求が継続」。問い合わせフォームから連絡を入れたところ、初回のみ返金対応が受けられたというケースがあります。

一方で、利用規約に「解約しない限り自動継続」と明記されていたため返金は拒否され、翌月分はやむを得ず支払ったケースもありました。

今後同じトラブルを避けるために

・退会前に「解約済み」ステータスをスクリーンショットで保存しておく
・月額課金がある場合は「登録メール」や「請求履歴」を定期的にチェック
・AppleやGoogle経由で課金している場合、アプリストア側での解約も必要な場合があるので注意

まとめ

動画サイトの退会後に請求があった場合でも、無視や踏み倒しはトラブルを悪化させる可能性があるため慎重な対応が必要です。まずは運営側に問い合わせ、記録を残しながら状況を整理しましょう。

法的リスクは金額や契約内容により異なりますが、納得できない場合は専門機関に相談するのが安心です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール